特許
J-GLOBAL ID:200903018952021607

液封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔦田 璋子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-195825
公開番号(公開出願番号):特開2001-020992
出願日: 1999年07月09日
公開日(公表日): 2001年01月23日
要約:
【要約】【課題】 仕切体の構成を加硫成形による製造を容易な構造にして、製品の信頼性、機能性、搭載性および組立性を良好に確保した液封入式の防振装置の製造コストの低減を図る。【解決手段】防振装置本体1内の液封入室5を主液室5aと副液室5bとに仕切る仕切体10を、外周に第1オリフィス9が形成された環状部材11の内周部にゴム状部材12を取着したオリフィス形成部材10aと、その下面側に接設した仕切板部材13とにより構成し、オリフィス形成部材10aのゴム状部材12の第2オリフィス15の内周を画する環状内壁部12aより内方に第2ダイヤフラム16と第2副液室17を設け、環状内壁部12aを環状部材11の円形の内周端部14aに加硫接着し、環状内壁部12aの一部より外方に延びて第2オリフィス15の通路端を形成する隔壁部15aを、環状部材11の第2オリフィス用溝面の溝状凹部18による凹凸係合手段により非接着で係着する。
請求項(抜粋):
防振装置本体の防振基体とこれに対向する第1のダイヤフラムとの間に形成される液封入室を、防振基体側の主液室と第1のダイヤフラムの側の副液室とに仕切り、かつこれら両液室を連通させるオリフィスを有する仕切体を設けてなる液封入式防振装置において、前記仕切体は、その外周側面部に第1オリフィスが形成された環状部材の内周部に、第2オリフィスの内周を画するとともにその内方部に第2ダイヤフラムが形成されたゴム状部材を取着してなるオリフィス形成部材と、このオリフィス形成部材の下面側に接設されて前記第2オリフィスの下面側を閉塞する仕切板部材とからなり、前記ゴム状部材は、第2オリフィスの内周を画する環状内壁部が前記環状部材の内周端部に加硫接着されるとともに、該環状内壁部の一部より外方に延びて第2オリフィスの通路端を形成する隔壁部が、前記環状部材の第2オリフィス用の溝面に対し凹凸係合手段により非接着で係着されてなることを特徴とする液封入式防振装置。
IPC (3件):
F16F 13/06 ,  B60K 5/12 ,  F16F 13/18
FI (3件):
F16F 13/00 620 C ,  B60K 5/12 F ,  F16F 13/00 620 R
Fターム (7件):
3D035CA05 ,  3D035CA35 ,  3J047AA03 ,  3J047CA06 ,  3J047CB06 ,  3J047DA02 ,  3J047FA02
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 流体封入式マウント用仕切部材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-181440   出願人:東海ゴム工業株式会社
  • 防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-285644   出願人:株式会社ブリヂストン

前のページに戻る