特許
J-GLOBAL ID:200903018963287447

トロイダル形無段変速装置のボールスプライン係合部の組立治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-049425
公開番号(公開出願番号):特開平11-247953
出願日: 1998年03月02日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】トロイダル形無段変速装置のボールスプライン係合部の係合溝に玉などの転動体を過不足なく容易に挿入できる組立治具を提供する。【解決手段】組立治具20はトロイダル形無段変速装置のボールスプライン係合部8aを組立てる際に用いる治具である。ボールスプライン係合部8aはボール9と入力軸7に設けられた第1の係合溝10と入力ディスク4aに設けられた第2の係合溝11とを備えている。第1及び第2の係合溝10,11は対向合致した際にボール9の外形に沿う。組立治具20は治具本体21とストッパ部材22と溝合わせピン23とを備えている。治具本体21はボール9を係合溝10,11に案内する案内部26を備えている。ストッパ部材22は溝合せピン挿入穴31とストッパピン32とを備えている。溝合わせピン23は溝合わせピン挿入穴31などに挿入されて係合溝10,11を対向合致させる。
請求項(抜粋):
駆動源により回転駆動される入力軸と連動して回転する入力ディスクと、前記入力軸の回転に基づく動力を取出す出力軸と連動して回転する出力ディスクと、前記入出力軸のうちどちらか一方に取付けられたディスク状のカムディスクを有しかつ前記入出力ディスクを互いに近付ける方向に前記入出力ディスクのうちすくなくとも一方を押圧するローディングカム機構と、を備え、前記入出力ディスクおよびカムディスクのうち少なくとも一つが、ボールスプライン係合部によってそれぞれの軸に取付けられ、前記ボールスプライン係合部が、前記軸の軸線方向に沿って転動自在な転動体と、前記軸の外周面に設けられた第1の係合溝と、前記入出力ディスクおよびカムディスクのうち少なくとも一つのそれぞれの軸に相対する面に設けられかつ前記第1の係合溝に対向合致する第2の係合溝と、を備え、かつ対向合致した前記第1の係合溝と第2の係合溝とに前記転動体を挿入してなるトロイダル形無段変速装置において、前記ボールスプライン係合部を組立てる際に用いる治具であって、前記係合溝に挿入される数の転動体を係合溝に案内する案内手段を備えた治具本体と、前記第1の係合溝と第2の係合溝とが対向合致した状態に前記ディスクと軸とを互いに位置決めする溝合わせ部材と、を備えたことを特徴とするトロイダル形無段変速装置のボールスプライン係合部の組立治具。
IPC (2件):
F16H 15/38 ,  B23P 19/02
FI (2件):
F16H 15/38 ,  B23P 19/02 P
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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