特許
J-GLOBAL ID:200903019022634532

コモンレール式燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-184285
公開番号(公開出願番号):特開2000-018064
出願日: 1998年06月30日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】【課題】 本発明は,圧力伝播速度に基づいて求められる体積弾性率を用いた演算によって,コモンレールからインジェクタへの燃料の性状を反映した正確な燃料供給量を求めることを可能にするコモンレール式燃料噴射装置を提供する。【解決手段】 コモンレールに設けた圧力センサからの検出信号により求められたコモンレール圧力の微分値のゼロクロス点によって,コモンレールとインジェクタとの間を反射する圧力波によるコモンレール圧力の脈動の周期Δtが求められる。圧力伝播距離とこの周期Δtから求められた燃料の圧力伝播速度a,燃料噴射に基づくコモンレール圧力の圧力降下量ΔP,燃料密度ρにより燃料の体積弾性率K(=ρa2 +ΔP)が求められる。コモンレール容積をVcとすると,コモンレールからの燃料供給量QはVc×ΔP/Kにて演算にて求められる。
請求項(抜粋):
燃料を貯留するコモンレール,前記コモンレールから供給される燃料を燃焼室に噴射するインジェクタ,及びエンジンの運転状態に応じて前記インジェクタからの燃料の噴射を制御するコントローラを具備し,前記コントローラは,燃料の密度と,前記インジェクタからの燃料の噴射前と噴射後とにおける前記コモンレールの燃料圧力の差としての圧力降下量と,燃料の性状に応じて変化する燃料の圧力伝播速度とから定められる燃料の体積弾性率に基づいて,前記コモンレールから前記インジェクタに供給される燃料供給量を演算することから成るコモンレール式燃料噴射装置。
IPC (3件):
F02D 41/04 380 ,  F02D 41/14 330 ,  F02D 45/00 364
FI (3件):
F02D 41/04 380 P ,  F02D 41/14 330 A ,  F02D 45/00 364 K
Fターム (34件):
3G084AA01 ,  3G084BA13 ,  3G084CA04 ,  3G084CA06 ,  3G084DA06 ,  3G084EB12 ,  3G084EC03 ,  3G084FA10 ,  3G084FA11 ,  3G084FA33 ,  3G084FA39 ,  3G301HA02 ,  3G301JA11 ,  3G301JA18 ,  3G301KA11 ,  3G301LB11 ,  3G301LB13 ,  3G301LC01 ,  3G301MA13 ,  3G301MA18 ,  3G301NA01 ,  3G301NA05 ,  3G301NA09 ,  3G301NC02 ,  3G301ND02 ,  3G301NE03 ,  3G301NE08 ,  3G301PA07Z ,  3G301PB01Z ,  3G301PB03A ,  3G301PB08Z ,  3G301PE03Z ,  3G301PE05Z ,  3G301PF03Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 蓄圧式燃料噴射装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-085522   出願人:株式会社デンソー
  • 内燃機関の燃料噴射装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-000617   出願人:トヨタ自動車株式会社, 日本電装株式会社

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