特許
J-GLOBAL ID:200903019088513540

有機電界発光装置およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福島 祥人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-280863
公開番号(公開出願番号):特開2005-129515
出願日: 2004年09月28日
公開日(公表日): 2005年05月19日
要約:
【課題】 有機電界発光素子の経時劣化を極力押さえ、初期性能を長期維持することができる長寿命の有機電界発光素子装置およびその製造方法を提供する。【解決手段】 まず、複数の有機EL素子50が基板1上に形成される。有機EL素子50の電子注入電極8は、金属薄膜81および金属酸化膜82の積層構造を有する。基板1上の複数の有機EL素子50の上部および外周部に複数の有機EL素子50の全周を取り囲むように封止剤10が設けられる。封止剤10の上面側にはカラーフィルタ21を介して封止板20が接着される。封止剤10には、硬化後にSEMI規格G29-1296に準拠して抽出した溶液のpHが4以上10以下である樹脂接着剤が用いられる。樹脂接着剤は450nm〜800nmの波長領域で平均70%以上の光透過率を有しかつ450nm〜800nmの波長領域で光透過率の変動幅が平均の光透過率の±10%以内であることが好ましい。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
基板と、 前記基板上に設けられた1または複数の有機電界発光素子と、 前記1または複数の有機電界発光素子上に設けられた接着剤からなる接着剤層とを備え、 前記1または複数の有機電界発光素子の各々は、 前記基板上に第1の電極、発光層および第2の電極をこの順に含み、 前記第2の電極は、金属酸化膜と、前記金属酸化膜よりも小さい厚みを有する金属膜との積層構造を有し、 前記接着剤層の接着剤から抽出される液のpHが4以上であることを特徴とする有機電界発光装置。
IPC (5件):
H05B33/04 ,  H05B33/10 ,  H05B33/12 ,  H05B33/14 ,  H05B33/26
FI (5件):
H05B33/04 ,  H05B33/10 ,  H05B33/12 E ,  H05B33/14 A ,  H05B33/26 Z
Fターム (10件):
3K007AB08 ,  3K007AB13 ,  3K007AB18 ,  3K007BA06 ,  3K007BB01 ,  3K007BB02 ,  3K007BB06 ,  3K007CC00 ,  3K007FA00 ,  3K007FA02
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 有機EL素子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-359134   出願人:パイオニアビデオ株式会社, パイオニア株式会社
  • 表示装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-029532   出願人:ソニー株式会社
審査官引用 (2件)

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