特許
J-GLOBAL ID:200903019146209210

ガラスのプレス成形装置及びその作業方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠藤 恭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-177815
公開番号(公開出願番号):特開2001-010829
出願日: 1999年06月24日
公開日(公表日): 2001年01月16日
要約:
【要約】【課題】プレス成形装置において、保守又は点検作業の前後におけるチャンバー内の降温及び昇温に必要な時間を短縮し、プレス成形の生産性を改善する。【解決手段】本発明のプレス成形装置10は、ガラス素材Gを加熱するガラス加熱手段22を備えた加熱室20と、加熱されたガラス素材をプレス成形するプレス手段33とその成形型を加熱する型加熱手段34を備えた成形室30と、前記加熱室20と成形室30を連通する通路40と、通路40を介してのガラス素材の搬送を可能とするために開かれると共に、成形室30内で作業をする際には、加熱室20と成形室30とを気体交換不能にするために閉じられるシャッター41と、成形室30に設けられた作業用の開閉扉35とを備える。
請求項(抜粋):
ガラス素材をプレスしてガラスを成形する成形装置であって、プレス成形時に非酸化性ガス雰囲気にされる気密性のある加熱室であって、少なくともその内部に、前記ガラス素材を加熱して所定の粘度に軟化させるガラス加熱手段と前記ガラス素材を搬送する第1の搬送手段とを備えるものと、前記加熱室内の非酸化性ガス雰囲気を維持しつつ該加熱室内に前記ガラス素材を搬入可能とする搬入手段と、プレス成形時に非酸化性ガス雰囲気にされる気密性のある成形室であって、少なくともその内部に、前記搬送されたガラス素材をプレスして所定の光学用ガラス形状を成形する成形型を備えたプレス手段、前記成形型を所定の温度に加熱する型加熱手段、及びプレス後のガラスを前記成形型から取り出して搬送する第2の搬送手段とを備えるものと、前記成形室内の非酸化性ガス雰囲気を維持しつつ該成形室外へ前記ガラスを搬出可能とする搬出手段と、前記加熱室と前記成形室とを連通し、前記第1の搬送手段により前記加熱室内のガラス素材を前記成形室内へ搬送可能とする通路と、前記第1の搬送手段により前記加熱室内のガラス素材を前記成形室内へ搬送する際には、前記通路を介しての前記ガラス素材の搬送を可能とするために開かれると共に、前記成形室内で作業をする際には、前記加熱室と前記成形室とを気体交換不能にするために閉じられるシャッターと、前記成形室内で作業をする際には、作業者が前記成形室内にアクセスするために開かれる前記成形室に設けられた開閉扉と、を備えたガラスのプレス成形装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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