特許
J-GLOBAL ID:200903019200856471

スプライン溝を有する円筒部材の製造方法及びスプライン溝を有する円筒部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 相田 伸二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-266062
公開番号(公開出願番号):特開2001-087838
出願日: 1999年09月20日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】【課題】フローフォーミングによる加工を行いつつも、円筒部材の外周部分を素材の板厚に対して目的の肉厚に形成することが出来る、スプライン溝を有する円筒部材の製造方法及びスプライン溝を有する円筒部材の提供。【解決手段】円盤状のブランク材27の外周部を、増肉ローラ26でマンドレル方向(矢印E方向)に押圧することにより塑性変形させて、外周部7cにブランク材の板厚t1よりも厚い肉厚部27aを形成し、該肉厚部をマンドレル20に対して成形ローラ22、23、25で押圧することにより、円筒部材の外周部をスプライン溝7eと共に一体的に形成する。これにより、無駄な肉が他の部分に付くことが無くなり、外周部に高圧の作用する部材を、当該外周部分の肉厚t2が素材の肉厚t1によってさほど規制を受けず製造することが出来、最適な形状の筒部材の製造が可能となる。
請求項(抜粋):
円盤状のブランク材から、外周部の内側にスプライン溝が形成された円筒部材を製造する製造方法において、前記ブランク材の外周部を、増肉ローラでマンドレル方向に押圧することにより塑性変形させて、前記外周部に前記ブランク材の板厚よりも厚い肉厚部を形成し、前記形成された肉厚部を、成形すべきスプライン溝に対応する溝が形成されたマンドレルに対して成形ローラにより押圧することにより、前記円筒部材の外周部を、そのスプライン溝と共に一体的に形成して構成した、スプライン溝を有する円筒部材の製造方法。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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