特許
J-GLOBAL ID:200903019239384771

ディジタル送受信機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-263385
公開番号(公開出願番号):特開2001-086176
出願日: 1999年09月17日
公開日(公表日): 2001年03月30日
要約:
【要約】【課題】送信機のD/A変換器の内部素子の特性の経年変化によって、オフセット補償回路によるゼロ調整にずれが生じる。これに対し、ある程度機器の使用時間が経過した段階で機器の使用を止めてゼロ調整の再調整を行って使用していた。【解決手段】DSPの信号発生部101bから正弦波をD/A変換器104に入力し、その出力を切替器105を経て減算器107に入力する。減算器107で得たその正弦波と基準電圧との差の信号を、A/D変換器106でディジタル化し、その信号の一定電位の期間 Toとそのレベル以上の電位の期間 Tsを判定部101cで求め、判定部101cが有する To/ TsとD/A変換器104のオフセット量との変換テーブルをもとに、求められた To/ TsからD/A変換器104のオフセット量を算出して、変調部101aの出力にフィードバックすることによって、自動的にオフセットのゼロ調整を行う。
請求項(抜粋):
ディジタルの送信データをD/A変換手段でアナログ信号に変換し、前記アナログ信号を無線周波数に変換して送信するディジタル送信機において、ディジタル信号発生手段で生成した所定の基準値を中心とする正弦波信号を前記D/A変換手段でアナログ信号に変換し、前記アナログの正弦波信号と前記基準値と同レベルの直流電圧との差の信号波形を減算手段で求め、前記減算手段の出力信号波形における前記基準電圧値以上のレベルを示す期間Tsと前記基準電圧値以下のレベルを示す期間Toとの比Ts/Toと前記D/A変換手段のオフセット量との変換テーブルを有する判定手段で、前記減算手段で求めた前記正弦波信号と基準電圧値との差の信号波形のTs/Toから前記D/A変換手段のオフセット成分を算出し、前記オフセット成分を前記ディジタル信号処理手段の出力に、前記D/A変換手段のオフセットを打ち消すようにフィードバックすることを特徴とするディジタル送信機。
IPC (5件):
H04L 27/12 ,  H03M 1/10 ,  H04L 27/14 ,  H04L 27/20 ,  H04L 27/22
FI (6件):
H04L 27/12 Z ,  H03M 1/10 B ,  H03M 1/10 A ,  H04L 27/20 Z ,  H04L 27/14 Z ,  H04L 27/22 Z
Fターム (10件):
5J022AC01 ,  5J022BA03 ,  5J022CA07 ,  5J022CD02 ,  5J022CG01 ,  5K004AA04 ,  5K004AA05 ,  5K004EF01 ,  5K004EH01 ,  5K004FH01
引用特許:
出願人引用 (3件)

前のページに戻る