特許
J-GLOBAL ID:200903019406716617

基準電圧発生回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-323570
公開番号(公開出願番号):特開平9-146648
出願日: 1995年11月20日
公開日(公表日): 1997年06月06日
要約:
【要約】【課題】 1V程度の電源電圧で動作する、バンドギャップ電圧を利用した温度依存性のない、0.1V程度の任意の低電圧の基準電圧を発生することのできる基準電圧発生回路を提供する。【解決手段】 カレントミラー接続された2対のPNP・NPNトランジスタを電源・接地間に対向して接続し、接地側の1つのトランジスタのエミッタ面積を他のN倍にし、そのトランジスタのエミッタ・接地間に抵抗を挿入し、エミッタ・ベース間電圧を抵抗R1、R2により分割し基準電圧を得る。N、R1、R2の値を選択することにより、温度補償された任意の低電圧基準電圧が得られる。
請求項(抜粋):
エミッタ面積を同じくし、それぞれのエミッタが正の電源に接続された1対のPNPトランジスタからなる第1のカレントミラー回路と、エミッタが接地されコレクタがこの第1のカレントミラー回路の出力側コレクタに接続されたNPNトランジスタを基準入力側トランジスタとし、エミッタが第1の抵抗を介して接地されコレクタが前記第1のカレントミラー回路の基準入力側コレクタに接続され前記基準入力側トランジスタより大きいエミッタ面積を持つNPNトランジスタを出力側トランジスタとする第2のカレントミラー回路と、この第2のカレントミラー回路の出力側トランジスタのベース・エミッタ間に接続される、直列接続された第2、第3の抵抗と、この第2、第3の抵抗の接続点に接続される基準電圧出力端子とを備え、この第2、第3の抵抗の抵抗比を、その接続点に発生する基準電圧値の、前記第2のカレントミラー回路の出力側トランジスタのバンドギャップ電圧に起因する負の温度係数項と、エミッタ電流密度に依存するする正の温度係数項とが互いに相殺するよう設定したことを特徴とする基準電圧発生回路。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭61-120220
  • パワーセーブ回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-083787   出願人:日本電気株式会社
  • 基準電圧発生回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-215535   出願人:富士通株式会社
全件表示

前のページに戻る