特許
J-GLOBAL ID:200903019440791423

ATM仮想パス容量設定方法およびATM仮想パス容量設定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯村 雅俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-045191
公開番号(公開出願番号):特開平11-243398
出願日: 1998年02月26日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 実運用中のATM網のATM仮想パス容量を、予め定められたセル損失率目標値(CLR)を満足するよう、効率的に設定できない。【解決手段】 ATM仮想パスに付随するセル送出待バッファへの到着セル数を計数し、この到着セル数が、単位時間当たりの到着セル数のしきい値(到着セル数しきい値)と予め設定された測定時間Tおよびその整数倍kTとの積を超える頻度を算出することによって、ATM仮想パスに付随するセル送出待バッファにおけるセル損失を効率良く推定し、実トラヒック需要に則したATM仮想パス容量を設定することができ、軽量な実トラヒック測定に基づく高速かつ高精度な実トラヒック需要に則した容量の設定が可能である。
請求項(抜粋):
非同期転送モード網(ATM網)におけるATM交換機間に設定するATM仮想パスの容量を、セル損失目標率を満足するように算出するATM仮想パス容量設定装置のATM仮想パス容量設定方法において、前記ATM仮想パスに付随するセル送出待バッファに単位時間内に到着するセル数についての予め設定されたしきい値(到着セル数しきい値)を登録する第1のステップと、予め設定された周期T毎に、前記セル送出バッファへの到着セル数を計数する第2のステップと、該計数した到着セル数が前記到着セル数しきい値と前記周期Tとの積を超過した回数を過去データ利用周期T’毎に計数して、前記到着セル数しきい値を超過する頻度(第1の到着セル数しきい値超過頻度)を算出する第3のステップと、前記計数した到着セル数が前記到着セル数しきい値と前記周期Tの整数k倍(kT)との積を超過した回数を前記周期T’毎に計数して、前記到着セル数しきい値を超過する頻度(第2の到着セル数しきい値超過頻度)を算出する第4のステップと、前記第1の到着セル数しきい値超過頻度と前記第2の到着セル数しきい値超過頻度に基づき、前記単位時間当たりに到着するセル数の補分布の減衰率を求める第5のステップとを有し、前記第1,第2の到着セル数しきい値超過頻度に基づき求めた前記単位時間当たりに到着するセル数の補分布の減衰率を用いて、前記セル損失目標率を満足するATM仮想パス容量を求めることを特徴とするATM仮想パス容量設定方法。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (2件):
H04L 11/20 G ,  H04Q 3/00
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る