特許
J-GLOBAL ID:200903019625932953

倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-099477
公開番号(公開出願番号):特開2001-010481
出願日: 2000年03月31日
公開日(公表日): 2001年01月16日
要約:
【要約】【課題】 簡易な構成で、ソレノイド機構の作動によってもその出力の大きさを広範囲にわたって調整できる倍力装置を提供する。【解決手段】 ソレノイド39への通電によりアーマチュア13が戻しバネに抗して図1右方向に移動し、通路T3を通して定圧室5に連通する空間部80が形成される。アーマチュア13に作用する電磁力が所定値以上になると、筒部材31を介して弁体28の先端部が図1右方に移動して大気弁34が開弁し、変圧室6に大気が導入され、アーマチュア13は定圧室5との差圧力により図1左方向に押し戻される。そして、ソレノイド39の電流の大きさに比例した大きさのブースタ出力が得られ、従来技術で必要とされたセンサを設けなくて済む分、構成が簡易になり、かつ装置を低廉化できる。電流を変えることによりブースタ出力を広範囲にわたって調整できる。
請求項(抜粋):
ハウジング内をパワーピストンにより定圧室と変圧室とに画成し、該パワーピストンに支持されたバルブボディ内には、ブレーキペダルに連動する入力ロッドに連結されたプランジャの移動により前記変圧室への作動流体の供給を制御する弁機構を設け、該弁機構の作動に基づく前記変圧室と前記定圧室との間に発生した差圧によって前記パワーピストンに生じた推力を出力する倍力装置であって、前記バルブボデー内に摺動可能に設けられて、一端が前記入力ロッドの作動とは別に前記弁機構を作動させる可動子を有する電磁付勢手段を備え、前記可動子の一端に前記変圧室内の圧力を、該可動子の他端に前記定圧室内の圧力をそれぞれ作用させるようにしたことを特徴とする倍力装置。
Fターム (4件):
3D048BB21 ,  3D048BB35 ,  3D048CC26 ,  3D048CC27
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 自動ブレーキ倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-021983   出願人:自動車機器株式会社
  • 負圧式倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-182834   出願人:アイシン精機株式会社
  • ブレーキ倍力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-290270   出願人:自動車機器株式会社, 株式会社デンソー

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