特許
J-GLOBAL ID:200903081957581680

ブレーキ倍力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神崎 真一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-290270
公開番号(公開出願番号):特開平11-263216
出願日: 1998年10月13日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【解決手段】 タンデムブレーキ倍力装置1の非作動状態からソレノイド38を励磁すると、そのピストン39とともに筒状部材45が図に示す作動位置に移動される。これにより、真空弁24が閉鎖される一方、大気弁28が開放される。そのため、変圧室B,D内に大気が導入されるのでタンデムブレーキ倍力装置1が自動ブレーキとして作動される。出力の上昇に伴って、リアクションディスク52がリヤ側に膨出して筒状部材45がリヤ側に押し戻される。これによって、筒状部材45に設けた大気弁座18が第2シート部27に当接して大気弁28が閉鎖される。この時点で、出力の上昇が停止する。【効果】 自動ブレーキとして作動させる際のタンデムブレーキ倍力装置1の最大出力を小さくすることができる。
請求項(抜粋):
シェル内に摺動自在に設けた概略筒状のバルブボディと、バルブボディに設けたパワーピストンと、パワーピストンの前後に区画形成した定圧室および変圧室と、バルブボディに形成した環状の真空弁座と、バルブボディ内に移動可能に設けられて入力軸と連動する弁プランジャと、弁プランジャの外周部に摺動自在に設けられた筒状部材と、上記筒状部材に形成した環状の大気弁座と、ばねによってフロント側にむけて付勢されて、上記真空弁座および大気弁座と接離する弁体と、上記真空弁座とそれに接離する弁体の第1シート部とによって構成した真空弁と、上記大気弁座とそれに接離する弁体の第2シート部とによって構成した大気弁と、上記真空弁よりも外方側の空間と定圧室とを連通させる定圧通路と、上記真空弁と大気弁との間の空間と変圧室とを連通させる変圧通路と、上記大気弁よりも内方側の空間を大気と連通させる大気通路と、上記筒状部材をリヤ側の非作動位置とフロント側の作動位置とに移動させる駆動機構と、バルブボディが前進された際の出力の反力を弁プランジャに伝達するリアクションディスクとを備えたブレーキ倍力装置において、上記駆動機構によって筒状部材が作動位置に位置して上記真空弁座が閉鎖されるとともに大気弁が開放された状態から、出力の反力の上昇によってリアクションディスクが弾性変形するのに連動して筒状部材がバルブボディに対してリヤ側に移動されると、該筒状部材に設けた大気弁座と弁体の第2シート部が着座して大気弁が閉鎖されるように構成したことを特徴とするブレーキ倍力装置。
IPC (4件):
B60T 15/10 ,  B60T 8/00 ,  B60T 8/44 ,  B60T 13/57
FI (4件):
B60T 15/10 ,  B60T 8/00 Z ,  B60T 8/44 ,  B60T 13/52 C
引用特許:
審査官引用 (4件)
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