特許
J-GLOBAL ID:200903019674833022

乗員保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-187798
公開番号(公開出願番号):特開2000-016230
出願日: 1998年07月02日
公開日(公表日): 2000年01月18日
要約:
【要約】【課題】 高速応答性の乗員位置センサを採用せず共、エアバッグ展開開始時の乗員位置を高速で推定してエアバッグの展開モードを的確に選択制御する。【解決手段】 プリクラッシュブレーキ検出用Gセンサ11がプリクラッシュブレーキを検知した時には、それまでに乗員位置検出装置3が検出していた乗員の着座位置を取得し、この乗員の衝突発生前の着座位置と、衝突により生じる衝撃に対して衝突検出用Gセンサ11が検出する加速度の2階時間積分演算による乗員移動距離とに基づいて、当該乗員のエアバック展開開始時の乗員位置を推定する。そして乗員の存在推定位置がエアバック飛出し口から所定の距離範囲外にある場合には通常モードで、乗員の存在推定位置がエアバック飛出し口から所定の距離範囲内にある場合には緩やかな展開モードでエアバッグを展開させる。
請求項(抜粋):
第1速度の第1の展開モードと第1速度よりも緩やかな第2速度の第2の展開モードとのいずれかで展開するエアバッグと、車両衝突時に発生する衝撃度を検知する衝突衝撃度検知手段と、急ブレーキを検知する急ブレーキ検知手段と、乗員の着座位置を検出して保持する着座位置検出手段と、前記急ブレーキ検知手段が前記急ブレーキを検知した時に、前記着座位置検出手段が直前に検出して保持する前記乗員の着座位置を取得し、当該着座位置と前記衝突衝撃度検知手段の検知する衝撃度とに基づき、当該乗員のエアバック展開時の存在位置を推定する乗員位置推定手段と、前記衝突衝撃度検知手段の検知した衝撃度が所定値を超え、かつ前記乗員位置推定手段の推定した前記乗員の存在位置がエアバック飛出し口から所定の距離範囲外にある場合に前記第1の展開モードと判定し、前記乗員の存在位置がエアバック飛出し口から所定の距離範囲内にある場合に前記第2の展開モードと判定し、このいずれかの判定に基づいて前記エアバックを展開させるエアバック展開制御手段とを備えて成る乗員保護装置。
Fターム (6件):
3D054AA03 ,  3D054EE09 ,  3D054EE11 ,  3D054EE14 ,  3D054EE28 ,  3D054FF16
引用特許:
審査官引用 (5件)
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