特許
J-GLOBAL ID:200903019734674174
車両用サスペンション装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷 照一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-253552
公開番号(公開出願番号):特開平10-100633
出願日: 1996年09月25日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 サスペンション機構内のステップモータの脱調を正確に検出して、同脱調の検出に応答してステップモータの脱調を的確に補正する。【解決手段】 オブザーバ22は、加速度センサ21により検出した車体の実上下加速度zb”及びダンパのオリフィスの開口位置Pを用いて、車輪の車体に対する相対速度y1obを推定する。減衰係数制御回路23は、実上下加速度zb”を積分した実上下速度zb’と推定相対速度y1obを用いてスカイフック理論に従ってオリフィスの開口位置Pを決定し、ステップモータ12aを開口位置Pに応じて回転制御する。オブザーバ22は前記相対速度y1obの推定と同時に上下加速度zbob”をも推定し、脱調検出回路24が実上下加速度zb”と推定上下加速度zbob”との偏差が大きいことを条件にステップモータ12aの脱調を検出し、脱調検出時には、脱調補正回路25がステップモータ12aの脱調を補正する。
請求項(抜粋):
ばね上部材とばね下部材との間に介装されるとともにステップモータを内蔵してなり、同ステップモータの回転位置に応じてサスペンション特性を変更可能なサスペンション機構と、ばね上部材及びばね下部材の変位に関係した2つの物理量のうちの一方の物理量を実測するセンサと、前記実測された一方の物理量と前記サスペンション機構にて設定されているサスペンション特性を表す値とを用いて前記2つの物理量を推定する推定手段と、前記実測又は推定された一方の物理量と前記推定された他方の物理量とに応じて前記ステップモータの回転位置を制御するモータ制御手段と、前記実測された一方の物理量と前記推定された一方の物理量との偏差が所定値以上のとき前記ステップモータの脱調を検出する脱調検出手段と、前記脱調の検出に応答して前記ステップモータを制御し、同ステップモータを脱調状態から正常状態に復帰させる脱調補正手段とを設けたことを特徴とする車両用サスペンション装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B60G 17/015 A
, F16F 9/46
引用特許: