特許
J-GLOBAL ID:200903019854115136

蒸気タービン起動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-128776
公開番号(公開出願番号):特開平9-317404
出願日: 1996年05月23日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】タービンロータの熱応力を規定値以下に抑えつつ、蒸気タービンを最小時間で起動できるうえに、ボイラー条件の変化等環境変化に対応させる。【解決手段】ボイラーから蒸気タービン2へ流入される蒸気流入量を制御する蒸気流量調節弁4の開度を操作量5に対応して制御するタービン制御装置6を有するプラントPについて、所定の予測時間区間内で蒸気タービン2のロータに発生する熱応力を予測する熱応力予測手段8と、予測熱応力を規定値以下に抑えると共に、プラントPの運転条件の一部を満足させ、かつ蒸気タービン2の起動時間が最小となるように操作量の最適推移パターンを所定周期毎に算出する最適パターン演算手段7と、最適推移パターンを最適化で考慮した以外の運転上の制約条件を満足させるように修正するパターン修正手段9と、修正パターンのうちの現時刻での値を状態量の設定値として設定し、これに対応する測定値をこの設定値と比較し、これら両者の偏差が解消するように操作量を所定の制御周期毎に調整してタービン制御装置6に与える操作量調整手段10と、を具備している。
請求項(抜粋):
ボイラーから蒸気タービンへ流入される蒸気流入量を制御する調節弁の開度を操作量に対応して制御するタービン制御装置を有するプラントについて、所定の予測時間区間内で上記タービンのロータに発生する熱応力を予測する熱応力予測手段と、上記予測熱応力を規定値以下に抑えると共に、上記プラントの運転条件を満足させ、かつ上記タービンの起動時間が最小となるように上記操作量の最適推移パターンを所定周期毎に算出すると共に、その最適推移パターンのうちの現時刻での値を実際の操作量として上記タービン制御装置に与える最適パターン演算手段と、を具備していることを特徴とする蒸気タービン起動制御装置。
IPC (2件):
F01D 19/00 ,  F01D 19/02
FI (2件):
F01D 19/00 M ,  F01D 19/02
引用特許:
審査官引用 (7件)
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