特許
J-GLOBAL ID:200903019992134028

スペーサを有するボールスクリュー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下坂 スミ子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-013922
公開番号(公開出願番号):特開2001-263446
出願日: 2001年01月23日
公開日(公表日): 2001年09月26日
要約:
【要約】【課題】 ボールがスクリュー軸およびナット本体の螺旋状溝間、または循環経路に回転されたとき、ボール間の受力および速度差によって互いに摩擦し、衝突することにより生じる騒音および振動をなくし、またスペーサボールにおけるように、空間を取りすぎて有効なボール数が減少するなどの問題に至る欠点を解決する。【解決手段】 ボールスクリューの相互に隣接したボールの間により小さいスペーサを有することにより、隣接した両ボールの間が互いに摩擦し合ったり、または衝突するのを避け、騒音および振動を大幅に低減する。また、スペーサが略円柱体に設計されており、その円柱体の両端面が、ボールの形状に合わせて、内方向へ凹んだ曲面に設計されているため、隣接した両ボールは、その間隔距離が大幅に低減でき、ボールスクリューはスペーサを使用する時の有効ボール数を増加し、ボールスクリューの強度を向上することができる。
請求項(抜粋):
少なくともスクリュー軸と、ナットユニットと、スクリュー軸およびナットユニットの間を通って循環回転する複数のボール及びスペーサとを含むボールスクリューにおいて、スクリュー軸の外表面は螺旋状溝を有し、その溝の断面が略半円形に形成されており、ナットユニットは少なくともナット本体およびボールの循環回転に供する付属品を有し、該ナット本体は中空状に形成されており、その内側は前記スクリュー軸の螺旋状溝と対応する螺旋状溝を有し、このナット本体の溝の断面は略半円形に形成されており、複数のボールおよびスペーサは前記スクリュー軸の螺旋状溝とナット本体の螺旋状溝の間に保たれ、各スペーサは相互に隣接したボール間に設置されており、前記ボールは球状に形成され、金属材料製のものであり、前記スペーサはその外観が略円柱体をなしており、該円柱体の円筒面の外形は前記ボールの外径より小さく、かつ両端面が内方向への凹みを有する曲面であり、該曲面は各ボールとそれぞれ隣接していることを特徴とするスペーサを有するボールスクリュー。
IPC (2件):
F16H 25/22 ,  F16H 25/24
FI (3件):
F16H 25/22 L ,  F16H 25/24 B ,  F16H 25/24 H
引用特許:
審査官引用 (10件)
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