特許
J-GLOBAL ID:200903020003612755

火花点火式エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-344102
公開番号(公開出願番号):特開2001-159315
出願日: 1999年12月03日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】【課題】 燃焼室6上壁であるシリンダヘッド4の吸気側傾斜面4aに吸気ポート7が開口し、該吸気ポート7が燃焼室6に正タンブル流Tを生成させるような形状とされた火花点火式エンジン1において、吸気側スキッシュエリアにおける逆スキッシュ流Rの生成を早めかつその流れを強めることで、エンドガスゾーンへの火炎伝播速度を高めて、ノッキングの発生を抑制する。【解決手段】 ピストン5頂面の吸気側にシリンダヘッド4の吸気側傾斜面4aに沿うように対向傾斜面5aを設けるとともに、該対向傾斜面5aに隣接するように凹状のキャビティ5bを設ける。対向傾斜面5aに連なるキャビティ5bの周縁部に、タンブル流Tのピストン5頂面からの剥離を促す所定寸法形状のタンブル流剥離壁面5cを形成する。
請求項(抜粋):
気筒内でピストン頂面に対向する燃焼室上壁面の一側に吸気ポートを開口させ、反対側の他側に排気ポートを開口させるとともに、前記吸気ポートを吸気上流側に向かって気筒中心線から前記一側に離れるような形状として、該吸気ポートから燃焼室へ流れ込んだ吸気流が前記他側の燃焼室周壁面から順に、ピストン頂面及び前記一側の燃焼室周壁面に沿って旋回する正タンブル流となるようにした火花点火式エンジンにおいて、前記一側の燃焼室上壁には、気筒周縁部に向かってピストン頂面に近づくように傾斜面が形成され、前記ピストン頂面には、前記一側の所定範囲に前記傾斜面に沿うように対向傾斜面が設けられているとともに、該対向傾斜面に隣接する他側の所定範囲に凹状のキャビティが設けられ、前記対向傾斜面に近い方のキャビティ周縁部には、前記正タンブル流のピストン頂面からの剥離を促すよう、キャビティ底面から所定以上の高さに突出するタンブル流剥離壁面が形成されていることを特徴とする火花点火式エンジン。
IPC (2件):
F02B 23/08 ,  F02B 23/10
FI (3件):
F02B 23/08 Q ,  F02B 23/08 E ,  F02B 23/10 M
Fターム (9件):
3G023AA06 ,  3G023AB03 ,  3G023AC02 ,  3G023AD03 ,  3G023AD05 ,  3G023AD06 ,  3G023AD08 ,  3G023AD12 ,  3G023AD14
引用特許:
審査官引用 (6件)
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