特許
J-GLOBAL ID:200903020012933807

砒素含有液の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小松 高 ,  和田 憲治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-311063
公開番号(公開出願番号):特開2008-126104
出願日: 2006年11月17日
公開日(公表日): 2008年06月05日
要約:
【課題】砒素含有液から、結晶性の良いスコロダイト化合物と、処理前の砒素含有液に戻して繰り返し使用できる后液が得られる処理方法を提供する。【解決手段】砒素イオンと2価の鉄イオンを含む砒素含有液に酸素ガスなどの酸化剤を添加して液を撹拌しながら鉄砒素化合物を沈殿析出させるに際し、沈殿反応開始前の液(反応前液)のFe/Asモル比を0.8〜1.0、反応前pHを0〜2.0の範囲とし、沈殿反応を促進させるために、沈殿反応の進行に伴って酸が生成し始めた以降の沈殿反応進行過程において中和剤または酸化助剤を添加し、その中和剤または酸化助剤のトータル添加量を、沈殿反応終了後のスラリーを固液分離したろ液(反応后液)の鉄濃度が2.0g/L以下となり、かつ沈殿反応終了後のスラリーのpH(反応後pH)が1.2以下となる範囲の量とする、砒素含有液の処理方法。【選択図】図4
請求項(抜粋):
砒素イオンと2価の鉄イオンを含む水溶液に酸化剤を添加して液を撹拌しながら鉄砒素化合物を沈殿析出させるに際し、沈殿反応開始前の液(反応前液)のFe/Asモル比を0.8〜1.0とし、沈殿反応の進行に伴って酸が生成し始めた以降の沈殿反応進行過程において中和剤または酸化助剤を添加し、その中和剤または酸化助剤のトータル添加量を、沈殿反応終了後のスラリーを固液分離したろ液(反応后液)の鉄濃度が2.0g/L以下となり、かつ沈殿反応終了後のスラリーのpH(反応後pH)が1.2以下となる範囲の量とする、砒素含有液の処理方法。
IPC (3件):
C02F 1/72 ,  C02F 1/62 ,  C02F 1/64
FI (3件):
C02F1/72 Z ,  C02F1/62 Z ,  C02F1/64 Z
Fターム (20件):
4D038AA08 ,  4D038AB66 ,  4D038AB70 ,  4D038AB85 ,  4D038BA04 ,  4D038BA06 ,  4D038BB13 ,  4D038BB16 ,  4D038BB18 ,  4D050AA13 ,  4D050AB55 ,  4D050AB59 ,  4D050BB01 ,  4D050BB11 ,  4D050BB20 ,  4D050BC04 ,  4D050BD06 ,  4D050BD08 ,  4D050CA13 ,  4D050CA16
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (2件)

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