特許
J-GLOBAL ID:200903020158669354

オーステナイト系ステンレス鋼用被覆アーク溶接棒

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-097702
公開番号(公開出願番号):特開平10-286690
出願日: 1997年04月15日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 溶接作業性を向上させることができ、溶接のままで母材と同じレベルの高温強度及び耐脆化特性を有すると共に、耐割れ性が優れた溶接金属を得ることができるオーステナイト系ステンレス鋼用被覆アーク溶接棒を提供する。【解決手段】 鋼心線は、鋼心線全重量あたりの重量%で、C:0.05〜0.30%,N:0.01〜0.06%,Nb:0.3〜1.0%,Si:0.1〜0.5%,Mn:0.5〜3.0%,Cr:14〜22%,Ni:10〜20%,Cu:1.0〜4.0%及びMo:2.0〜5.0%を含有し、P:0.015%以下,S:0.01%以下,B:0.005%以下に規制されており、残部がFe及び不可避的不純物からなる。前記鋼心線を被覆する被覆剤は、被覆剤全重量あたりの重量%で、CaF2:20〜60%,CaCO3:20〜50%及び金属粉末:45%以下を含有する。また、溶接棒全重量あたりの被覆剤の被覆率は20乃至50重量%である。
請求項(抜粋):
鋼心線に被覆剤が被覆されている被覆アーク溶接棒において、溶接棒全重量あたりの前記被覆剤の被覆率は20乃至50重量%であり、前記鋼心線は、鋼心線全重量あたり、C:0.05乃至0.30重量%、N:0.01乃至0.06重量%、Nb:0.3乃至1.0重量%、Si:0.1乃至0.5重量%、Mn:0.5乃至3.0重量%、Cr:14乃至22重量%、Ni:10乃至20重量%、Cu:1.0乃至4.0重量%及びMo:2.0乃至5.0重量%を含有し、P:0.015重量%以下、S:0.01重量%以下、B:0.005重量%以下に規制されており、残部がFe及び不可避的不純物からなるものであって、前記被覆剤は、被覆剤全重量あたり、CaF2:20乃至60重量%、CaCO3:20乃至50重量%及び金属粉末:45重量%以下を含有するものであることを特徴とするオーステナイト系ステンレス鋼用被覆アーク溶接棒。
IPC (5件):
B23K 35/30 330 ,  B23K 35/365 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/54 ,  C22C 38/58
FI (5件):
B23K 35/30 330 A ,  B23K 35/365 F ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/54 ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (7件)
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