特許
J-GLOBAL ID:200903020200229858
従来の非オブジェクト指向業務アプリケーションをアクセスするためのオブジェクト構造を生成するための方法論
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
合田 潔 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-500099
公開番号(公開出願番号):特表平9-508742
出願日: 1995年06月07日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】本発明は、オブジェクト指向(OO)の形でOOの原則の上に作成されなかった業務アプリケーション(BA)をアクセスするための協調オブジェクト構造を定義し、作成する方法を提案する。この方法の1ステップは、BAによってサポートされる基礎となる業務に関する実体または概念として独自の意味を有する真の業務オブジェクト(BO)・クラスの定義を対象とする。BAは業務関連データを処理するので、その入出力パラメータの範囲は、個々のBOクラスのBO属性(BOA)を定義するのに役立つ。この方法のもう1つのステップは、BAの制御と実行のための、トランザクション・オブジェクト(TO)・クラス内の個々のBAのカプセル化である。TOインスタンスは、BOインスタンスからBOA値を自律的に抽出して、BA実行用の入力パラメータを組み立てることができる。TOインスタンスは、BOを具体化する、すなわち、新しいBOAによって既存のBOを拡張するか、新しいBOインスタンスをインスタンス化するためにBAによって返される出力パラメータを処理する能力も与えられる。BOとの相互作用は、TOを用いるBAの実行を透過的にもたらし、したがって、BOは、BAのOOアクセスをサポートする。TOは通信プロトコルを駆動することができるので、BAは、遠隔データ処理システム上で実行することさえ可能である。
請求項(抜粋):
データ処理システム上で実行される少なくとも1つの業務アプリケーション(BA)へのオブジェクト指向(OO)アクセスを生成する方法であって、前記BAが、オブジェクト指向の規範に対応しないことを特徴とし、 前記BAによってサポートされる基礎となる業務に関する独自の実体または概念として意味を有する少なくとも1つの業務オブジェクト(BO)・クラスを定義するステップと、 前記BAの入力パラメータおよび出力パラメータを含む前記BOクラスのBO属性(BOA)を定義するステップと、 前記BAをカプセル化するために、少なくとも1つのトランザクション・オブジェクト(TO)・クラスを定義するステップとを含み、 前記TOクラスが、前記BAの特異性に従って前記BAの実行を制御するために設けられ、 前記BA実行が入力パラメータを受け取るか出力パラメータを送る複数の相互作用を必要とする場合に、前記TOクラスが、前記BAの状態を追跡するために設けられ、 前記TOクラスが、前記BOAから前記BA呼出しのための入力パラメータを抽出するために設けられ、 前記BOクラスの少なくとも1つのBOインスタンスがまだインスタンス化されていない場合に、前記TOクラスが、前記BOクラスの前記BOインスタンスを作成するステップと、前記BAによって返される前記出力パラメータを抽出し、対応する前記BOAに格納するステップとを含む、いわゆる具体化処理を実行するために設けられること を特徴とする方法。
IPC (3件):
G06F 9/44 530
, G06F 12/00 518
, G06F 12/00 547
FI (3件):
G06F 9/44 530 C
, G06F 12/00 518 A
, G06F 12/00 547 A
引用特許:
前のページに戻る