特許
J-GLOBAL ID:200903020777909556

破壊方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-135640
公開番号(公開出願番号):特開平10-323826
出願日: 1997年05月27日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 被破壊物に形成する装着孔の間隔は経験によって決められるので、充電電圧の大きさによっては、破壊が不十分であったり、逆に破壊は十分に行なわれるものの不経済である。【解決手段】 金属細線5a,5b,5cが溶融蒸発するとともに破壊用物質が膨張する際の破壊可能領域Mfを設定して、被破壊物3の破壊しようとする目的部分Aが破壊可能領域Mf内に入るように、自由面12,15から破壊用孔4a,4bの距離および金属細線5a,5b,5cの挿入深さを設定して経済的かつ確実に被破壊物3を破壊する。
請求項(抜粋):
異なる二方向の自由面を有する被破壊物の各自由面に、膨張によって被破壊物を破壊する破壊用物質を充填するための破壊用孔を、その延長が交差するよう垂直に形成し、これら各破壊用孔に、電極間を接続した金属細線を、破壊用孔の深さ方向に沿って配置して破壊用物質に浸漬させ、電極を介して金属細線に電気エネルギーを短時間で供給して金属細線を急激に溶融蒸発させることにより破壊用物質を気化させ、その際の膨張力で金属細線から所定の破壊可能領域分だけ被破壊物を破壊するようにし、各破壊用孔に金属細線を設置する際に、一方の自由面からその破壊用孔に配置する金属細線の基端部までの距離Z。およびその金属細線の基端部から一方の自由面側の破壊可能領域限界までの距離Rdとの関係が、下記(a)式Zo ≦Rd (a)を満足するよう設定し、他方の自由面からその破壊用孔に配置する金属細線の基端部までの距離Zo ’およびその金属細線の基端部から他方の自由面側の破壊可能領域限界までの距離Rd’との関係が、下記(b)式Zo ’≦Rd’ (b)を満足するよう設定した破壊方法であって、各金属細線の先端部間の距離A、前記距離Rdおよび距離Rd’の関係が、下記(c)式A≦Rd+Rd’ (c)を満足するよう設定したことを特徴とする破壊方法。
IPC (2件):
B28D 1/00 ,  B26F 3/00
FI (2件):
B28D 1/00 ,  B26F 3/00 D
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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