特許
J-GLOBAL ID:200903020786265289

自動車用表皮のエアバック部分への線状溝加工方法及び加工装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-196911
公開番号(公開出願番号):特開2002-096387
出願日: 1999年11月17日
公開日(公表日): 2002年04月02日
要約:
【要約】【課題】 意匠面へのダメージを回避しつつ、少消費電力及び簡単な制御のもとで表皮表面側に所定の肉厚が残存されて再現可能な一定の破壊抵抗を持つ線状溝を効率よく加工できるようにする。【解決手段】 表面3aが平坦面1aに密着するように固定保持された樹脂製表皮3の裏面3b側に加熱装置8と超音波加工装置4を並列配置し、この超音波加工装置4の振動ホーン4Cをその先端と平坦面1aとのクリアランスが表皮表面3a側の設定された残存肉厚に合致するように位置調整した上で、加熱装置8及び超音波加工装置4を加工予定線に沿って移動させることにより、加工部分を予熱し軟化させた直後に超音波振動によって表皮用樹脂を順次溶融し、かつその溶融樹脂を側方へ除去させて線状の溝6を加工する。
請求項(抜粋):
自動車用樹脂製表皮のエアバック部分にその表面側に所定の肉厚を残存させる状態で表皮裏面側から線状の溝を加工する方法であって、表皮をその表面が平坦面に密着するように固定保持した状態で、表皮の裏面側に配置した超音波加工装置の振動ホーンをその先端と上記平坦面とのクリアランスが表皮表面側の所定の残存肉厚に合致するように位置調整した後、超音波加工装置及び加熱装置と表皮固定用平坦面とを加工すべき線状溝の方向に相対移動させて加熱装置により表皮のエアバック部分を予熱して軟化させ、その軟化したエアバック部分の裏面側に振動ホーンを介して超音波振動を付与することにより表皮用樹脂を順次溶融除去させて線状の溝を加工することを特徴とする自動車用表皮のエアバック部分への線状溝加工方法。
IPC (4件):
B29C 59/16 ,  B60K 37/00 ,  B60R 21/20 ,  B29L 31:58
FI (5件):
B29C 59/16 ,  B60K 37/00 B ,  B60K 37/00 J ,  B60R 21/20 ,  B29L 31:58
Fターム (17件):
3D044BA07 ,  3D044BA11 ,  3D044BB01 ,  3D044BC03 ,  3D044BC13 ,  3D054AA03 ,  3D054AA14 ,  3D054BB09 ,  4F209AA03 ,  4F209AA15 ,  4F209AA42 ,  4F209AH25 ,  4F209PA15 ,  4F209PB01 ,  4F209PC05 ,  4F209PH07 ,  4F209PN11
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る