特許
J-GLOBAL ID:200903020820517276
回転電機及びその製造方法及び回転電機の製造に使用される整形装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-378775
公開番号(公開出願番号):特開2007-181354
出願日: 2005年12月28日
公開日(公表日): 2007年07月12日
要約:
【課題】下コイル4aと上コイル4bとが交差する交差部において、両コイルの絶縁被膜が除去されることなく、両コイル間の絶縁距離を確保できる技術を提供する。【解決手段】下コイル4aと上コイル4bとが交差する交差部では、両コイル間の絶縁距離を確保するために、上コイル4bに湾曲部4cが設けられている。この湾曲部4cは、スロット6から軸方向に取り出された下コイル4aと上コイル4bとの隙間に整形用治具の挿入舌部を挿入して、その挿入舌部に形成される整形部に対し上コイル4bの先端側を押圧パンチにより径方向外側から押圧して整形される。この上コイル4bに設けられる湾曲部4cは、整形部の形状に倣って湾曲状に塑性変形されるため、絶縁被膜が除去されることはない。また、プレス機による打ち抜きを行う必要はなく、バリが発生することもないため、バリに起因する問題を解消できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
外周に複数のスロットを有する電機子鉄心と、
この電機子鉄心を支持する電機子軸と、
絶縁被膜を有するコイル線材を前記スロット内に多層に挿入して前記電機子鉄心に巻装される電機子コイルと、
前記電機子軸の端部に固定される整流子とを備え、
前記電機子コイルは、前記スロット内の下層に挿入される下コイルと、前記スロット内の上層に挿入される上コイルとを有し、前記スロットから軸方向に取り出された前記下コイルと前記上コイルの端部がそれぞれ前記整流子に接続され、且つ前記電機子鉄心と前記整流子との間で両コイルが交差する交差部を形成する回転電機において、
前記下コイルと前記上コイルは、前記交差部において両コイル間の絶縁距離を確保するために、少なくとも一方のコイルに湾曲部が設けられていることを特徴とする回転電機。
IPC (4件):
H02K 3/04
, H02K 23/26
, H02K 15/04
, H02K 15/09
FI (4件):
H02K3/04 E
, H02K23/26
, H02K15/04 F
, H02K15/09
Fターム (35件):
5H603AA04
, 5H603AA09
, 5H603BB04
, 5H603BB12
, 5H603CA02
, 5H603CA05
, 5H603CB03
, 5H603CB15
, 5H603CC03
, 5H603CC17
, 5H603CD02
, 5H603CD06
, 5H603CD11
, 5H603CD12
, 5H603CD22
, 5H603CD33
, 5H603EE03
, 5H615AA01
, 5H615BB04
, 5H615BB14
, 5H615PP02
, 5H615PP14
, 5H615QQ03
, 5H615QQ06
, 5H615QQ07
, 5H615QQ12
, 5H615QQ26
, 5H615QQ27
, 5H615SS13
, 5H615SS19
, 5H623AA10
, 5H623BB07
, 5H623HH03
, 5H623HH10
, 5H623LL03
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (6件)
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回転電機の回転電機子
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-012335
出願人:株式会社日立製作所
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特開平4-344141
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特開昭60-241748
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