特許
J-GLOBAL ID:200903020856615150

高延性高靭性鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-208892
公開番号(公開出願番号):特開平11-050185
出願日: 1997年08月04日
公開日(公表日): 1999年02月23日
要約:
【要約】【課題】組織微細化による高延性高靭性高張力鋼板と製造方法。【解決手段】(1)重量比で、C:0.02〜0.2%、Si:0.02〜0.5%、Mn:0.4〜2.5%、Cu、Ni等を含み、少なくとも表層領域において未再結晶γから変態したα、加工αから再結晶したαが各々40体積%以上を占め、平均α粒径が3μm以下の鋼板。(2)(1)の組成の鋼片をAc3以上に加熱後、少なくとも表層領域に下記の?@、?A、?Bの条件で加工熱処理を施し圧下率の和が50%以上となるようにする(1)の鋼板の製造方法。?@Ar3以下の変態率が70%以上となるまで冷却し途中停止し、冷却中必要に応じて加工を加える。?A上記?@の冷却停止後、Ac1以上でAc1とAc3の中間温度以下に復熱させ、復熱途中、復熱終了後放冷中に必要に応じて加工を加える。?B鋼板を冷却し、この冷却中Ac1点-100°Cまでの温度域で必要に応じて加工を加える。
請求項(抜粋):
重量比にて、C:0.02〜0.2%、Si:0.02〜0.5%、Mn:0.4〜2.5%、sol.Al:0.08%以下、N:0.008%以下、Cu:0〜0.6%、Ni:0〜2%、Cr:0〜0.8%、Mo:0〜0.8%、Nb:0〜0.05%、V:0〜0.08%、B:0〜0.005%およびTi:0〜0.05%を含み残部がFeおよび不可避不純物からなり、少なくとも表層領域において未再結晶オーステナイトから変態したフェライトおよび加工されたフェライトから再結晶したフェライトが各々40体積%以上を占め、かつ両方のフェライトについての平均粒径が3μm以下であることを特徴とする高延性高靭性鋼板。
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/58
FI (3件):
C22C 38/00 301 A ,  C21D 8/02 B ,  C22C 38/58
引用特許:
審査官引用 (4件)
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