特許
J-GLOBAL ID:200903020950465090

微細な再結晶粒組織を有するAl-Mn系合金圧延材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 保夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-274555
公開番号(公開出願番号):特開2000-104149
出願日: 1998年09月29日
公開日(公表日): 2000年04月11日
要約:
【要約】【課題】 成形品コーナー部や曲げ部での肌荒れを防止すると同時に、強度と延性のバランスに優れた微細な再結晶粒組織を有するAl-Mn系合金板を安定的に得る。【解決手段】 Mn1.0 〜2.6 %等を含む合金を、鋳造後のMn固溶量がMn添加量の60%を越えるように鋳造し、ついでMn固溶量が0.4 %未満となり、かつ円相当径6 μm を越える大きさの金属間化合物が1 個/1mm 2 未満となるように均質化析出処理を施した後、圧下率88〜99.8%の冷間圧延を施し、ついで昇温速度5 °C/秒以上で300 〜400 °Cまで加熱して0 〜180 秒保持し冷却速度10°C/秒以上で冷却する再結晶焼鈍を施す。鋳造は凝固時冷却速度100 〜800 °C/秒で板状に連続的に鋳造する事が、冷間圧延は-196 〜-20°Cで圧延する事が好ましい。
請求項(抜粋):
Mn1.0 〜2.6 %(重量%で、以下一部例外を除き同じ)を含み、不純物としてFe0.5 %未満およびSi0.4 %未満に規制したAl-Mn系合金を、鋳造後のMn固溶量がMn添加量の60%(これだけ例外、重量%ではない)を越えるように制御して鋳造し、ついでMn固溶量が0.4 %未満となり、かつ組織中の円相当径6 μm を越える大きさの金属間化合物が1 個/1mm 2 未満となるよう制御して均質化析出処理を施した後、圧下率88〜99.8%の冷間圧延を施し、ついで昇温速度5 °C/秒以上で300 〜400 °Cまで加熱して0 〜180 秒保持し冷却速度10°C/秒以上で冷却する再結晶焼鈍を施すことを特徴とする、平均結晶粒径7 μm 以下の微細な再結晶粒組織を有するAl-Mn系合金圧延材の製造方法。
IPC (14件):
C22F 1/04 ,  B22D 11/00 ,  C22C 21/00 ,  C22F 1/00 601 ,  C22F 1/00 604 ,  C22F 1/00 630 ,  C22F 1/00 ,  C22F 1/00 681 ,  C22F 1/00 682 ,  C22F 1/00 685 ,  C22F 1/00 686 ,  C22F 1/00 691 ,  C22F 1/00 692 ,  C22F 1/00 694
FI (17件):
C22F 1/04 B ,  B22D 11/00 D ,  C22C 21/00 L ,  C22F 1/00 601 ,  C22F 1/00 604 ,  C22F 1/00 630 K ,  C22F 1/00 630 A ,  C22F 1/00 681 ,  C22F 1/00 682 ,  C22F 1/00 685 Z ,  C22F 1/00 686 A ,  C22F 1/00 691 C ,  C22F 1/00 691 A ,  C22F 1/00 691 B ,  C22F 1/00 692 A ,  C22F 1/00 694 A ,  C22F 1/00 694 B
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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