特許
J-GLOBAL ID:200903020983943388

送信帯域制限フィルタ装置および送信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-260618
公開番号(公開出願番号):特開2001-086094
出願日: 1999年09月14日
公開日(公表日): 2001年03月30日
要約:
【要約】【課題】データの送信に伴う送信電力の瞬時ピーク値を効果的に抑制し、歪を低減し、良好な周波数特性を維持しつつ送信できるようにする。すなわち、増幅器の線形性を補償する領域が小さくてすみ、高効率、低消費電力の送信システムを構成する。【解決手段】 CDMA方式におけるROF部の前段に、補正部を配設したことを特徴とするもので、瞬時電力量を算出し、あらかじめ設定した上限値と比較し、この値を超えた場合に瞬時ピークとして検出し、上限値を超えた場合にのみ選択的に振幅補正を行うようにし、補正される領域近傍の歪を低減するようにしたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
互いに直交するIチャンネルとQチャンネルの送信データの送信帯域制限処理を行うためのピーク振幅抑圧機能付き送信帯域制限フィルタ装置であって、(a)前記互いに直交するIチャンネルとQチャンネルの各々の送信データから送信振幅と送信電力を算出する送信振幅算出部と、(b)前記送信電力とあらかじめ設定した上限値との比較により、前記送信電力が該上限値を超えたとき、瞬時ピーク値が出現したとして、瞬時ピーク値の検出を行う送信電力検出部と、(c)前記送信電力検出部で検出された前記瞬時ピーク値の検出情報により補正の適用範囲の決定を行う適用範囲算出部と、(d)前記瞬時ピーク値の検出情報により前記送信振幅の振幅補正値の決定を行う補正値算出部と、(e)前記瞬時ピーク値の出現タイミング情報に基づいて前記送信電力検出部で生成されたイネーブル信号と、(f)補正値算出部より与えられる前記振幅補正値と、前記瞬時ピーク値の検出を行った前記送信データを保持し、保持された前記送信データを前記振幅補正値に基づいて補正する補正部を有する遅延線により構成され、前記イネーブル信号に基づき、補正を行う補正値機能付遅延線と、(g)前記補正値機能付遅延線より得られる補正処理後の前記送信データの帯域制限処理を行うための送信帯域制限フィルタと、を含むピーク振幅抑圧機能付き送信帯域制限フィルタ装置。
IPC (5件):
H04J 13/04 ,  H04B 1/04 ,  H04B 7/216 ,  H04B 7/26 ,  H04Q 7/34
FI (5件):
H04J 13/00 G ,  H04B 1/04 R ,  H04B 7/15 D ,  H04B 7/26 K ,  H04Q 7/04 B
Fターム (22件):
5K022EE01 ,  5K022EE21 ,  5K060BB07 ,  5K060DD04 ,  5K060HH11 ,  5K060KK06 ,  5K060LL01 ,  5K060LL14 ,  5K060LL23 ,  5K067AA23 ,  5K067BB04 ,  5K067CC10 ,  5K067EE10 ,  5K072AA22 ,  5K072BB13 ,  5K072CC20 ,  5K072DD16 ,  5K072EE19 ,  5K072FF11 ,  5K072GG09 ,  5K072GG12 ,  5K072GG25
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • CDMA基地局送信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-188501   出願人:日本電気株式会社
  • 多重変調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-222042   出願人:エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社
  • ピーククリッピング装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-028972   出願人:埼玉日本電気株式会社

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