特許
J-GLOBAL ID:200903021016547681

極細繊維を含む複合不織布及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥村 茂樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-150828
公開番号(公開出願番号):特開平11-335957
出願日: 1998年06月01日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 極細長繊維の含有割合が高く、しかも、高引張強力を持つ複合不織布を提供する。【解決手段】 高融点重合体よりなる極細長繊維生成成分Aと、低融点重合体よりなる極細長繊維生成成分Bとで形成された、例えば図5に示すような分割型長繊維を用い、この分割型長繊維相互間が成分Bによって熱融着された熱融着区域を間隔を置いて具備する長繊維不織布を準備する。この長繊維不織布に、長手方向に延伸処理を施して、分割型長繊維の一部を分割割繊させると共に、分割型長繊維を実質的に長手方向に配列させた前駆体を得る。この前駆体に、短繊維が集積されてなる短繊維不織ウェブを積層する。この積層物に高圧液体流処理を施して、分割型長繊維の分割割繊を促進させて極細長繊維を生成させ、且つ、短繊維相互間を交絡させて短繊維不織布を形成させると共に、極細長繊維と短繊維とを交絡させて、極細繊維を含む複合不織布を得る。
請求項(抜粋):
分割型長繊維の分割割繊により生成した極細長繊維群で構成された伸縮性長繊維不織布と、短繊維群で構成された短繊維不織布とが積層されてなる複合不織布であって、該伸縮性長繊維不織布は、該分割型長繊維相互間が熱融着され該分割型長繊維群が密なる状態で固着している熱融着区域を、間隔を置いて具備することによって、その形態が維持されており、且つ、該熱融着区域外の区域では、該分割型長繊維群に与えられた延伸処理と高圧液体流処理によって生成した該極細長繊維群が、実質的に長手方向に配列せしめられることによって、長手方向には伸縮しにくいが、幅方向には伸縮しやすい性質を有し、該短繊維不織布は、該短繊維相互間が交絡することによって、その形態が維持されており、該伸縮性長繊維不織布と該短繊維不織布の積層面において、該短繊維群が該極細長繊維群と交絡することによって、該伸縮性長繊維不織布と該短繊維不織布とが接合されていることを特徴とする極細繊維を含む複合不織布。
IPC (6件):
D04H 1/46 ,  D01F 6/04 ,  D04H 1/42 ,  D04H 1/54 ,  D04H 3/10 ,  D04H 5/02
FI (7件):
D04H 1/46 C ,  D04H 1/46 A ,  D01F 6/04 E ,  D04H 1/42 X ,  D04H 1/54 A ,  D04H 3/10 B ,  D04H 5/02 A
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (2件)

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