特許
J-GLOBAL ID:200903021018035106

面内異方性の小さい高加工性冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-232559
公開番号(公開出願番号):特開平8-092655
出願日: 1994年09月28日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】加工性、特に深絞り性と延性に優れ、かつ、面内異方性も小さい自動車用や家電製品用に好適な冷延鋼板の製造方法を提供する。【構成】C、Si、Mn、P、S、Sol、Al、N、Ti、B、Nb、Zr、Vを特定した鋼を鋳片とし、最終パスの圧延温度が1200〜950°Cとする一次圧延後、必要により析出処理を行った後、仕上温度が(Ar3点-50°C)〜(Ar3点+200°C)で、この温度域での合計圧下率を30%以上とする二次圧延を行い、その後冷間圧延と再結晶焼鈍を行う。また、厚さが100mm以下の薄鋳片を用いる場合は、熱間圧延の一次圧延を省略してもよい。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.05%以下、Si: 1.0%以下、Mn: 3.0%以下、P:0.20%以下、S:0.05%以下、Sol.Al:0.01〜0.10%、N:0.01%以下、Ti: 0.005〜0.30%を含有し、かつ、下記(1)(2)式を満足し、0.7 ×(C/12)≦(S/32)≦2.0 ×(C/12) (1)(Ti/48) ≧(C/12)+(N/14)+(S/32) (2)残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を鋳片とし、下記の条件で順次加工、熱処理することを特徴とする面内異方性の小さい高加工性冷延鋼板の製造方法。?@最終パスの圧延を1200〜 950°C以上の温度域で、かつ合計圧下率を30%以上とする一次圧延を行なう。?A仕上温度を(Ar3点-50°C)〜(Ar3点+ 200°C)とし、かつ、この温度域での合計圧下率を30%以上とする二次圧延を行う。?B熱間圧延後、冷却して巻取る。?Cその後、冷間圧延と再結晶焼鈍を施す。
IPC (4件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
引用特許:
審査官引用 (3件)

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