特許
J-GLOBAL ID:200903021020716986

高強度高耐食継目無鋼管の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-143118
公開番号(公開出願番号):特開平9-059718
出願日: 1996年06月05日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】高耐食性、高強度と高靱性を有する継目無鋼管。【構成】重量%で、Si:0.1 未満、C:0.15〜0.50、Cr:0.1〜1.5、Mo:0.1〜1.5、Al:0.005〜0.5、Ti:0.005〜0.5、Nb:0.003〜0.5、B:0.0001〜0.01で、以下いずれも、Mn:1.5、P:0.05、S:0.01、Ni:0.1、V:0.5、Zr:0.5、Ca:0.01、N:0.01、O:0.01以下を含み他はFeおよび不可避不純物からなり、fn1=Ti-(48/14)×{N-(14/91)Zr}>0であるビレットを加熱して熱間で穿孔してから、断面圧縮率で40%以上の仕上げ圧延を仕上がり温度800〜1050°Cにて行い、850〜1100°Cの温度T°Cで時間tの再加熱を行って、fn2=(T+273)×(21+logt)=23500〜26000となしてから直ちに直接焼入れを実施し、次いでAc1点以下の温度で焼戻しする、高強度高耐食継目無鋼管の製造方法。
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.15〜0.50%、 Si:0.1 %未満、 Mn:0〜1.5 %、P:0.05%以下、 S:0.01%以下、 Cr:0.1 〜1.5 %、Ni:0.1 %以下、 Mo:0.1 〜1.5 %、 Al:0.005 〜0.5 %、Ti:0.005 〜0.5 %、 Nb:0.003 〜0.5 %、V:0〜0.5 %、 Zr:0〜0.5 %、 B:0.0001〜0.01%、Ca:0〜0.01%、 N:0.01%以下、 O:0.01%以下を含み他はFeおよび不可避的不純物からなり、且つ下記式 fn1>0である組成を有するビレットを、加熱して熱間で穿孔、圧延して継目無鋼管を製造する過程において、穿孔に続いて、断面圧縮率で40%以上の仕上げ圧延を仕上がり温度800 〜1050°Cにて行い、850 〜1100°Cの温度域の温度Tで時間tの再加熱を行って、下記 fn2の値を23500 〜26000 となしてから直ちに直接焼入れを実施し、次いでAc1 点以下の温度で焼戻しすることを特徴とする耐硫化物応力腐食割れ性に優れた高強度高耐食継目無鋼管の製造方法。ここでfn1 = Ti(%)- (48/14)×{N(%) - (14/91)Zr(%) }、fn2 = (T+273)× (21+log t) 、なお、T (°C) 、t (時間) である。
IPC (4件):
C21D 8/10 ,  B21B 19/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/54
FI (4件):
C21D 8/10 C ,  B21B 19/04 ,  C22C 38/00 301 F ,  C22C 38/54
引用特許:
審査官引用 (8件)
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