特許
J-GLOBAL ID:200903021065828343

移動通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-084099
公開番号(公開出願番号):特開平8-289361
出願日: 1995年04月10日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】 子局間直接通信モードの設定および解除を手操作に頼らずに自動的に行なえるようにし、これにより子局間直接通信モードの利用率を高めるとともに外線着信を子局が確実に受信できるようにする。【構成】 子機PS1から親機BSへ子機間直接通話モードへの切替要求を含む発信制御信号を送出し、親機BSはこの切替要求を受信すると発信元の子機PS1および着信先の子機PS2へそれぞれモード切替指示を含む制御信号を送出して、各子機PS1,PS2の通話モードをそれぞれ子機間直接通話モードに切替設定し、かつ上記切替指示が到来してから一定時間以内に子機間直接通話モードによる通話リンクが形成されない場合および子機間直接通話モードによる通話が終了した場合には、各子機PS1,PS2の通話モードを子機間中継通話モードに復帰させるようにしたものである。
請求項(抜粋):
有線通信回線に接続される親局と、この親局に対し無線チャネルを介して接続される複数の子局とを備え、前記親局と各子局との間をTDMA-TDD方式を使用して接続する移動通信システムにおいて、前記親局は、子局から子局間直接通信を要求する情報を含む発信制御信号が到来した場合に、当該子局に対し子局間直接通信モードへの切替指示を含む応答信号を送出するとともに、着信先の子局に対し子局間直接通信モードへの切替指示を含む着信制御信号を送出する手段を備え、かつ前記各子局は、子局間直接通信モードを指定入力するためのモード指定手段と、発信に際しこのモード指定手段により子局間直接通信モードが指定された場合に、前記親局に対し前記子局間直接通信を要求する情報を含む発信制御信号を送出するための手段と、子局間直接通信モードへの切替指示を含む応答信号が前記親局から返送された場合に、自局のモードを親局を中継する子局間中継通信モードから子局間直接通信モードに切替設定するための手段と、待受状態において親局から子局間直接通信モードへの切替指示を含む着信制御信号が到来した場合に、自局のモードを子局間中継通信モードから子局間直接通信モードに切替設定するための手段と、前記子局間直接通信モードが設定された状態で、通信相手の子局との間を所定の手順に従って子局間直接通信用の無線チャネルを介して接続するための子局間直接接続制御手段と、前記子局間直接通信の終了後に、自局のモードを子局間直接通信モードから子局間中継通信モードに復旧させるモード復旧制御手段とを備えたことを特徴とする移動通信システム。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭64-005236
  • 特開昭64-005236
  • 特開平4-160848
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