特許
J-GLOBAL ID:200903021174119042

ブレーキシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-105018
公開番号(公開出願番号):特開平8-295226
出願日: 1995年04月28日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】必要なブレーキ力を得るためにはペダル踏力が不足しているような場合、このペダル踏力不足を自動的に補う。【構成】負圧源15と負圧倍力装置3の内部室とを連通する第1変圧通路16に常開の第1開閉弁17が配設され、また第1変圧通路16を大気に対し連通、遮断する第2開閉弁19が配設される。更に第1変圧通路16から分岐して負圧倍力装置3の変圧室に接続しかつチェックバルブ21を有する第3変圧通路20が設けられる。例えば急ブレーキ時に、負圧倍力装置3の制御弁を通して変圧室に大気が導入されて、ブレーキが作動する。このとき、ストロークセンサおよび踏力計からの各検出信号により、電子制御装置24は第1および第2開閉弁17,19を切り換える。これにより、第1および第2通路16,20を通しても大気が変圧室に導入されるので、ブレーキ力が増大する。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作部材と、負圧源から常時負圧が導入される定圧室、ブレーキ非作動時に負圧が導入されるとともにブレーキ作動時に大気が導入される変圧室、前記定圧室と前記変圧室とを区画し前記変圧室に大気が導入されることにより作動するダイヤフラム、通常時負圧が導入されるとともに必要時大気が選択的に導入される内部室、ブレーキ操作部材によって切り換え制御されて前記変圧室をブレーキ非作動時に前記内部室に連通しかつ大気と遮断するとともにブレーキ作動時に大気に連通しかつ前記内部室と遮断する制御弁および前記ダイヤフラムの作動により出力する出力軸を備えている負圧倍力装置と、この負圧倍力装置の前記出力軸によって作動されてブレーキ液圧を発生するマスタシリンダと、このマスタシリンダのブレーキ液圧が導入されてブレーキ力を発生するブレーキシリンダと、前記内部室に接続する第1通路と、この第1通路を通常時前記負圧源に連通するとともに必要時大気に連通させる圧力切換弁と、前記第1通路に流動する大気を前記変圧室に導入する第2通路と、この第2通路に設けられ、前記第1通路から前記変圧室に向かう空気の流れを許容するが前記変圧室から前記第1通路に向かう空気の流れを阻止するチェック弁と、前記ブレーキ操作部材の操作量を検出する操作量検出センサと、前記ブレーキ操作部材の操作力を検出する操作力検出センサと、前記操作量検出センサおよび前記操作力検出センサから各検出信号が入力されるとともに、これらの検出信号に基づいて前記圧力切換弁を制御する電子制御装置とを備え、急ブレーキ時等の必要時に前記電子制御装置が前記圧力切換弁を切り換えて前記第1通路を大気に連通させることにより、前記ブレーキ力を増大させることを特徴とするブレーキシステム。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-339066
  • 路面走行車のブレーキ圧・制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-082645   出願人:メルセデス-ベンツ・アクチエンゲゼルシヤフト
  • ブレ-キ圧制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-265110   出願人:アイシン精機株式会社, トヨタ自動車株式会社

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