特許
J-GLOBAL ID:200903021376483005

バルブタイミング制御装置付エンジンにおけるカムシャフト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-288460
公開番号(公開出願番号):特開平7-139327
出願日: 1993年11月17日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】負荷の大きいカムシャフトジャーナルに潤滑油を十分に供給する。【構成】プーリ10とカムシャフト1 とをヘリカルスプラインが形成されたリングギア25によって連結する。リングギア25によりプーリ10内に第1,2 の油圧室26,27 を形成する。エンジンの運転状態に応じてオイルポンプ41は該エンジンの各部に潤滑油を加圧して供給する。オイルコントロールバルブ(OCV)44 はオイルポンプ41から吐出される潤滑油の油圧を調整する。OCV44 から吐出される潤滑油をジャーナル溝6 、第1 のシャフト油路28を介して第1 の油圧室26に、又はジャーナル溝7 、第2 のシャフト油路30を介して第2 の油圧室27に供給し、第1 カムジャーナル2aを潤滑し、その潤滑油の油圧によりリングギア25を作用させ、プーリ10とカム3 との相対位置を変化させる。第1 カムジャーナル2aに近接した第2 カムジャーナル2bに第1 又は第2の油圧室26,27 に供給される潤滑油を供給して潤滑する。
請求項(抜粋):
カムシャフトの一端外周に設けられたプーリと、前記プーリに第1及び第2の油圧室が形成されるように配設され、内外周面にスプラインを有し、かつ、少なくともその一方にヘリカルスプラインが形成され、前記プーリとカムシャフトとをスプラインにて連結するリングギアと、エンジンの運転状態に応じて該エンジンの各部を潤滑するための潤滑油を加圧して供給する加圧潤滑油供給源と、前記加圧潤滑油供給源から吐出される潤滑油の油圧を調整するための潤滑油圧調整手段と、前記潤滑油圧調整手段から吐出される潤滑油をカムシャフトに形成されたプーリ側に最も近い第1カムジャーナルを介して前記第1又は第2の油圧室へ供給し、前記第1カムジャーナルを潤滑するとともにその潤滑油の油圧により前記リングギアを作用させてプーリとカムシャフトにおけるカムとの相対位置を変化させるための第1及び第2の供給路とを備えたカムシャフトにおいて、前記第1及び第2の供給路が形成された第1カムジャーナルに近接したカムジャーナルに第1又は第2の供給路に供給される潤滑油を供給して潤滑するようにしたことを特徴とするバルブタイミング制御装置付エンジンにおけるカムシャフト。
IPC (4件):
F01M 9/10 ,  F01L 1/34 ,  F01M 1/06 ,  F01M 11/02
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (5件)
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