特許
J-GLOBAL ID:200903021435552555

螺旋溝を有する射出成形冷却コア

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉武 賢次 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-586502
公開番号(公開出願番号):特表2002-531297
出願日: 1999年12月07日
公開日(公表日): 2002年09月24日
要約:
【要約】射出成形装置で、この装置の各細長の冷却された金型コア(10)が、中空細長の内側部(78)、中空細長の外側部(80)、そして一体化されたドーム型前方キャップ(132)を備えている。内側部(78)の外側面(120)と、外側部(80)の内側面(126)とのそれぞれは、冷却流体通過用の溝(122、128)を有し、これらの溝(122、128)は反対向きに螺旋を成している。このことによって、きわめて均等な冷却が成され、溝(122、128)を通る冷却流体に激しい乱流を生じさせ、その結果、高い冷却効率が得られる。さらにまた、この金型コア(10)には、より高い射出圧力に耐えられる構造強度ももたらされる。
請求項(抜粋):
金型(16)内の細長キャビティ(66)と冷却された金型コア(10)とを有し、金型コア(10)が、中空の細長内側部(78)と、中空の細長外側部(80)と、内側面(138)と外側面(136)とを有する前方キャップ(132)とから作られ、細長内側部(78)は、前端(116)が開口した前方部分(112)と、外側面(120)と、冷却流体が通過する長手方向に延びる中央ダクト(104)とを有し、細長外側部(80)は、前端(118)が開口した前方部分(114)と、外側面(124)と、内側部(78)の前方部分(112)の外側面(120)のまわりに嵌合する内側面(126)とを有し、細長外側部(80)の前方部分(114)の内側面(126)と、細長内側部(78)の前方部分(112)の外側面(120)の少なくとも一方が、複数の冷却流体通過用流路(122、128)を有し、外側部(80)の前方部分(114)の外側面(124)と前方キャップ(132)の外側面(136)とで、キャビティ(66)の内側(144)を成す射出成形装置において、 細長内側部(78)の前方部分(112)と、細長外側部(80)の前方部分(114)と、前方キャップ(132)が合わせて接合されて、前方キャップ(132)は、外側部(80)の前方部分(114)の開口した前端(118)を閉鎖し、内側部(78)の中央ダクト(104)と冷却流体通過用流路(122、128)との間に延びる冷却流体通過用スペース(134)を形成し、冷却流体通過用流路(122、128)を通る冷却流体に乱流を生じさせるための手段が提供されることを特徴とする射出成形装置。
IPC (2件):
B29C 45/26 ,  B29C 45/73
FI (2件):
B29C 45/26 ,  B29C 45/73
Fターム (7件):
4F202AG07 ,  4F202CA11 ,  4F202CB01 ,  4F202CK03 ,  4F202CK41 ,  4F202CN05 ,  4F202CN13
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る