特許
J-GLOBAL ID:200903021445499318

磁気抵抗効果型磁気ヘッド及び情報記録再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-010991
公開番号(公開出願番号):特開平11-213344
出願日: 1998年01月23日
公開日(公表日): 1999年08月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】出力波形の安定した、高密度磁気記録再生に最適で信頼性の高い、歩留まりの良好な磁気抵抗効果型ヘッドを提供する。【解決手段】磁区制御手段5を、矩形状に加工された磁気抵抗効果層パターンの最下層部全面、あるいはパターン端部の最下層部に形成することにより、磁気抵抗効果層6の自由層62,63と磁区制御手段との磁気的結合を強め、自由層の磁化の向きの安定化を計る。また、反強磁性体層7上にさらに直接軟磁性体層を積層する、あるいは電極を、反強磁性体層に掛からず磁気抵抗効果層端部だけに接触ように形成することにより、反強磁性体層で固定された固定層65の磁化からの漏れ磁界と、反強磁性体層に分流したセンス電流による電流磁界とを抑制し、自由層の磁化の向きを安定化する。
請求項(抜粋):
上部下部一対の磁気シールド層、非磁性金属薄膜層を挾んで積層された複数の軟磁性体層を有する磁気抵抗効果層、該磁気抵抗効果層に連続積層された反強磁性体層、該磁気抵抗効果層中の軟磁性体層の磁区を制御する磁区制御手段、及び、該磁気抵抗効果層にセンス電流を流し、その磁気抵抗変化を検出する為の電極、等を有する磁気抵抗効果型磁気ヘッドであって、磁気抵抗効果層及び反強磁性体層が矩形状に加工され、該矩形状パターン端部の傾斜部に電極が形成されるが、磁区制御手段は該矩形状パターン端部の最下層部に該磁気抵抗効果層と接触し、該磁気抵抗効果層中の下部磁気シールド側の軟磁性体層と磁気的に結合する様に形成されてなることを特徴とする磁気抵抗効果型磁気ヘッド。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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