特許
J-GLOBAL ID:200903021462015340

画像処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 西川 惠清 ,  森 厚夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-156816
公開番号(公開出願番号):特開2005-339180
出願日: 2004年05月26日
公開日(公表日): 2005年12月08日
要約:
【課題】ノイズの多い画像であっても背景となる領域と対象となる領域とを精度よく分離することが可能である画像処理方法を提供する。【解決手段】濃淡画像を複数個のブロックに分割し、ブロックの特徴量の類似度が規定値以上のブロックに同ラベルを付与する。同ラベルが付与されているブロックからなるブロック連結領域の境界部分に位置するブロックをさらに分割し、同処理の繰り返しにより全画素にラベルを付与する。ブロック連結領域のラベル付与後に、ラスタ走査によりブロック連結領域の境界を探索する(S1)。境界周辺のブロック連結領域の濃度値を反映する濃度評価値を求め(S4)、着目するブロック連結領域の濃度値と濃度評価値との差をパラメータとする識別評価値を求める(S5)。識別評価値と規定の閾値との大小を比較することにより目的のブロック連結領域と背景のブロック連結領域とを分離する(S7)。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
多値画像をそれぞれ複数個の画素を含む矩形状の複数個のブロックに分割した後に、ブロック内の画素値の分布に関する特徴量を隣接する各一対のブロック間で比較し特徴量の類似度が規定値以上である各一対のブロックには同じラベルを付与するとともに特徴量の類似度が規定値未満である各一対のブロックには異なるラベルを付与して前記多値画像内のすべてのブロックにラベルを付与し、さらに、同ラベルが付与されているブロックからなるブロック連結領域の境界部分に位置するブロックを複数個の分割ブロックに分割するとともに、分割前のブロックに隣接するブロックの前記特徴量と分割ブロックの画素値の分布に関する特徴量との類似度が規定値以上になるときに隣接するブロックと同じラベルを当該分割ブロックに付与することにより当該分割ブロックを前記ブロック連結領域を構成するブロックとして前記ブロック連結領域に統合し、分割ブロックに分割し分割ブロックをブロック連結領域に統合する処理を繰り返すことにより多値画像に含まれる全画素をいずれかのブロック連結領域に統合する第1過程と、ラスタ走査によりブロック連結領域の境界を探索し、境界の周辺に存在するブロック連結領域のうち着目するブロック連結領域に対する周辺のブロック連結領域の濃度値を反映する濃度評価値を求める第2過程と、着目するブロック連結領域の濃度値と濃度評価値との差をパラメータとする識別評価値を求める第3過程と、識別評価値と規定の閾値との大小を比較することにより目的のブロック連結領域と背景のブロック連結領域とを分離する第4過程とを有することを特徴とする画像処理方法。
IPC (2件):
G06T7/00 ,  G06T7/60
FI (2件):
G06T7/00 250 ,  G06T7/60 110
Fターム (16件):
5L096AA02 ,  5L096AA03 ,  5L096AA06 ,  5L096BA03 ,  5L096BA17 ,  5L096CA02 ,  5L096FA02 ,  5L096FA06 ,  5L096FA32 ,  5L096FA33 ,  5L096FA34 ,  5L096FA59 ,  5L096GA19 ,  5L096GA34 ,  5L096HA07 ,  5L096JA03
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 画像処理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-308581   出願人:凸版印刷株式会社
審査官引用 (1件)

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