特許
J-GLOBAL ID:200903021533484010

スキャン用のFM-CW方式レーダの信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-145647
公開番号(公開出願番号):特開平11-337635
出願日: 1998年05月27日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】 全ビームの情報を用いてミスペアリングの減少を図る。【解決手段】 送信信号と受信信号とのビート信号を形成するレーダ1と、レーダを一定角度毎にスキャンさせるスキャン制御部7と、スキャン毎に且つ上昇時及び下降時毎にビート信号を周波数分析しピーク周波数を示す周波数分析部4と、前回のスキャンで得られたピーク周波数と今回のスキャンで得られたピーク周波数とが一致し又は近いもの同士を探して逐次グループ化するグループ化部5Aと、グループ化されたピーク周波数のパワーをスキャンの角度でパワー分布を形成し、基準スキャンの角度を算出する角度算出部5Bと、基準スキャンの角度が上昇時又は下降時で一致するグループ同士のピーク周波数のペアリングを優先的に行うペアリング形成部5Cと、ペアリングされたピーク周波数に基づいて距離、相対速度を計算してターゲットを認識するターゲット認識部6とを備える。
請求項(抜粋):
3角波状に周波数変調された連続波のビームを送信し且つターゲットの反射波を受信し送信信号と受信信号とのビート信号を形成するレーダと、前記レーダを一定角度毎にスキャンさせるスキャン制御部と、スキャン毎に且つ周波数変調の上昇時及び下降時毎に前記レーダからのビート信号を周波数分析しターゲットに対してピーク周波数を示す周波数分析部と、上昇時及び下降時毎に前回のスキャンで得られたピーク周波数と今回のスキャンで得られたピーク周波数とが一致し又は近いもの同士を探して逐次グループ化するグループ化部と、前記グループ化部によりグループ化されたピーク周波数のパワーをスキャンの角度でパワー分布に形成し、パワーのピーク値に対する基準スキャンの角度を算出する角度算出部と、前記角度算出部により算出された基準スキャンの角度が上昇時又は下降時で一致するグループ同士についてピーク周波数のペアリングを優先的に行うペアリング形成部と、前記ペアリング形成部によりペアリングが行われたピーク周波数に基づいて距離、相対速度を計算してターゲットを認識するターゲット認識部とを備えることを特徴とするスキャン用のFM-CW方式レーダの信号処理装置。
IPC (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 7/292
FI (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 7/292 E
引用特許:
出願人引用 (2件)

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