特許
J-GLOBAL ID:200903023093817848

レーダ装置の信号処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-351407
公開番号(公開出願番号):特開平11-183601
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 レーダ装置を小型化してかつ精度を向上させる。【解決手段】 FM-CW方式のレーダ装置において、ビート信号を、FFT回路40によって周波数変換する。信号処理回路44は、まず、増加期間及び減少期間毎に、各期間に得られたビート信号の周波数成分を用いて、周波数および測定角度に対するビート信号の信号レベルの分布を求め、各期間の分布を表す曲面の極大点の信号レベルLpおよび周波数fpならびに角度範囲の中心角度θmおよび角度幅Δθaを、極大点のデータの変数として求める。さらに、両期間の極大点のデータを比較して、変数の差が基準値未満である極大点の組合わせを求め、その極大点のデータに基づいて、目標物とレーダ装置との相対距離および相対速度、ならびに目標物の位置および大きさを求める。これによって、送信波のビーム幅を狭くすることなく、目標物の位置および大きさを求めることができる
請求項(抜粋):
時間経過に伴って周波数が増加および減少する電磁波である送信波を、放射方向を角変位させつつ送信し、送信波が目標物によって反射された反射波を受信し、送信波と反射波とを混合した混合信号に基づいて目標物の位置に関する情報を求めるレーダ装置の信号処理方法において送信波の周波数が増加する増加期間および送信波の周波数が減少する減少期間毎に、周波数および予め定める基準方向と送信波の放射方向との成す角度に対する混合信号の信号レベルの分布を求め、増加期間および減少期間の分布を表す曲線を比較して、極大点を含む予め定める範囲の曲線形状が類似する極大点を求め、求められた増加期間および減少期間の極大点の周波数に基づいて、目標物とレーダ装置との相対距離および相対速度を求め、該極大点を含む前記範囲の分布に基づいて、目標物の位置および大きさを求めることを特徴とするレーダ装置の信号処理方法。
IPC (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 7/292
FI (2件):
G01S 13/34 ,  G01S 7/292 E
引用特許:
審査官引用 (14件)
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