特許
J-GLOBAL ID:200903021541321970

締結具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-067476
公開番号(公開出願番号):特開平10-227308
出願日: 1996年10月22日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 作業が面倒である。専用の工具が必要である。構造が複雑で、接合強度が製品ごとでばら付くおそれがある。仮締めした後に本締めすることができない。応力伝達が確実になされるかどうか不安がある。【解決手段】 締結具1は、ボルト本体2と、ボルト本体2の外周に先端側から順に設けられた第1の筒状スリーブ3A,第2の筒状スリーブ3B、ワッシャ5およびナット4とを備える。第1の筒状スリーブ3Aの先端とボルト本体2の先端はねじ結合されている。ボルト本体2のねじ部2bにはワッシャ5を介してナット4がねじ結合されている。ボルト本体2の後端に形成されたピンテール2cを工具により把持してナット4を締め付けると、第1の筒状スリーブ3Aが折曲変形して裏側ナットが形成される。さらにナット4を締め付けると、部材6の裏側端面に突き当たった裏側ナットと表側のナット4との間で部材6,7が所要のボルト張力をもって摩擦接合される。
請求項(抜粋):
以下の(1)〜(5)の構成を具備してなることを特徴とする締結具。(1)ボルト本体と、このボルト本体の外周に先端側から順に設けられた第1の筒状スリーブ、第2の筒状スリーブ、ワッシャおよびナットとを備える。第1の筒状スリーブ、第2の筒状スリーブ、ワッシャおよびナットは、隣合うもの同士が端面で突き合わされている。(2)前記ボルト本体の先端と前記第1の筒状スリーブの先端とがねじ結合される。(3)前記ナットは前記ボルト本体の後端側にねじ結合される。(4)前記ボルト本体の両端部に形成されたねじは相互に逆ねじとなっている。(5)前記ボルト本体と前記ナットとの相対回転により、前記接合される部材の端面との間で前記第1の筒状スリーブが折曲変形して裏側ナットを形成する。
IPC (3件):
F16B 37/04 ,  E04B 1/24 ,  F16B 31/02
FI (3件):
F16B 37/04 E ,  E04B 1/24 L ,  F16B 31/02 B
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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