特許
J-GLOBAL ID:200903021584324956

セグメントの接合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-179341
公開番号(公開出願番号):特開平11-229788
出願日: 1998年06月25日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 セグメントの強度低下を招くことなくかつ軸方向の複数箇所にて偏りや緩みなくセグメント同士を接合し、内面側における凹部の閉塞作業を不要とする。【解決手段】 セグメント1の周方向への接合面1aに上下2列の接合溝部2を形成する。接合溝部2内に間隔をあけて、一対の鉤形の係止部6を有する接合金具3を設ける。接合面1a同士を突き合わせた際に接合溝部2から形成される挿通穴23に連結金具4を挿入し、両側部の係合部7を接合金具3の係止部6間の係合空間8内に嵌合させて、接合金具3同士を連結する。接合金具3の抗口側のものを抗口側接合金具3Aとし、切り羽側のものを切り羽側接合金具3Bとする。連結金具4の抗口側接合金具3A同士を連結するものを抗口側連結金具4Aとし、切り羽側接合金具同士を連結するものを切り羽側連結金具4Bとする。抗口側連結金具4Aを、切り羽側接合金具3B間を通過可能な寸法とする。
請求項(抜粋):
掘削穴内にて、互いの接合面同士を突き合わせた状態で接合されて、トンネル壁体を構成するセグメントの接合構造であって、互いに接合される接合面には、前記掘削穴の軸方向に沿って接合溝部が形成され、該接合溝部には、間隔をあけて複数の接合金具が設けられ、これら接合金具が連結金具によって互いに連結され、前記接合金具は、互いに対向させて設けられ、端部が内方に屈曲した係止片部とされた一対の鉤形の係止部を有し、前記連結金具は、板状の連結金具本体の両側部に、前記係止部同士の間に形成された係合空間内に配置されて前記係止片部と係合する係止面を有する係合部が設けられ、前記セグメントの接合面同士を突き合わせることにより、前記接合溝部同士によって形成された挿通穴内に、一方側から前記連結金具を順に挿入することにより、奥側の接合金具から順に前記連結金具の係合部が前記係合空間内に配置されて、前記接合金具同士が連結されてなり、奥側の接合金具を互いに連結させる連結金具は、その係合部が手前側の接合金具の係合空間を通過可能とされていることを特徴とするセグメントの接合構造。
IPC (2件):
E21D 11/04 ,  E21D 11/08
FI (2件):
E21D 11/04 A ,  E21D 11/08
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 合成セグメントの継手
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-058441   出願人:住友金属工業株式会社, 株式会社鴻池組
  • 特開昭63-118497
  • コンクリート構造物の継手構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-220331   出願人:石川島建材工業株式会社, ユニタイト株式会社

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