特許
J-GLOBAL ID:200903021633605192

エレベーターの非常止め装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高田 守 ,  葛野 信一 ,  高橋 英樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-311683
公開番号(公開出願番号):特開2004-142914
出願日: 2002年10月25日
公開日(公表日): 2004年05月20日
要約:
【課題】簡易な構成であって主索の張力喪失時にかごの異常下降を制動するエレベーターの非常止め装置を得る。【解決手段】かご2を吊持した主索5の破断等の異常発生時に、付勢されて主索5に掛合した異常検出腕14が回動変位し、異常検出腕14の回動変位を直接、作動腕13に伝動し作動腕13の回動動作によって制動機構11の制動片10が上昇する。そして、制動機構11の制動片10と案内レール4との摩擦を介してかご2の異常下降を制動する。このような簡易な非常止め装置の構成によって異常発生時にかご2の異常下降を制動できるので、部品点数が少なく部品の製作費を節減でき、また部品の組立作業が減少して製造費を低減する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
案内レールに案内されて昇降するかごを吊持した主索、上記かごに設けられて上記案内レールに対向して配置された制動機構と、一端が上記かごに枢着されて他端は上記制動機構の制動片に係合され、常時は通常位置に配置されて上記制動片を上記案内レールに空隙を介して対向した非制動位置に保持し、要時に回動動作して上記制動片を上記案内レールに接する制動位置に変位する作動腕と、一端が上記作動腕の枢着軸側に直接連結され他端は上記主索方向に付勢されて常時において上記主索に掛合した通常位置に保持され、上記主索の張力喪失による掛合保持解除によって回動動作して上記作動腕を回動動作させる異常検出腕とを備えたエレベーターの非常止め装置。
IPC (3件):
B66B5/12 ,  B66B5/18 ,  B66B7/06
FI (3件):
B66B5/12 C ,  B66B5/18 A ,  B66B7/06 A
Fターム (7件):
3F304CA13 ,  3F304DA35 ,  3F304DA44 ,  3F304EA00 ,  3F304EB03 ,  3F305BB02 ,  3F305BC08
引用特許:
審査官引用 (5件)
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