特許
J-GLOBAL ID:200903021703023510

液封防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 清光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-245506
公開番号(公開出願番号):特開2004-044772
出願日: 2002年08月26日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
【目的】主液室の側部に内圧調節用の横膜を設け、この変形を横膜ストッパで規制するとき、横膜ストッパをゴム製にすると、高バネを得にくいため、共振効率を高くすることが困難になる。またエンジンの吸気負圧によって制御するときは高価な耐ガソリン性等に優れた材料を使用しなければならない。そこで横膜ストッパにより共振効率の向上及びコストの低減を目的とする。【構成】主液室20の側部に設ける内圧制御手段を、弾性本体部5と別体に構成され主液室20内へ挿入固定される弾性筒部材8の側面に形成された横膜10と主液室20の側面壁に取付けられる横膜ストッパ11で構成する。横膜ストッパ11はストッパ本体部12とパイプ部13を樹脂により一体に形成し、取付用のインサート部材43をインサート成形する。横膜10と横膜ストッパ11の間に形成される横膜作動室15を吸気負圧で負圧にして、横膜10を横膜ストッパ11上へ吸着して拘束すると、横膜ストッパが樹脂製のため変形せず、高バネとなって共振効率を高くし、耐ガソリン性等に優れた高価な材料を不用にする。【選択図】図5
請求項(抜粋):
振動発生側又は振動受け側のいずれか一方側へ取付けられる第1取付部材と、他方側へ取付けられる第2取付部材と、これらの間に介在される弾性本体部材とを備え、弾性本体部材を壁の一部とする主液室と、この主液室と仕切り部材で仕切られ、可撓膜部材で覆われる副液室と、これら両液室を連通するオリフィス通路とを備えた液封防振装置において、 前記主液室に臨んでその内圧変動を吸収するための可動膜と、この可動膜の変形規制を行う可動膜ストッパと、この可動膜ストッパに対して前記可動膜の弾性変形を自由にするフリー状態と、前記可動膜ストッパに対して前記可動膜を密着させた拘束状態とに変化させる内圧制御手段とを備えるとともに、 前記可動膜ストッパを耐熱性及び耐ガソリン性樹脂材料で構成したことを特徴とする液封防振装置。
IPC (2件):
F16F13/26 ,  B60K5/12
FI (3件):
F16F13/00 630D ,  B60K5/12 J ,  F16F13/00 630F
Fターム (14件):
3D035CA05 ,  3D035CA06 ,  3J047AA03 ,  3J047AA15 ,  3J047AB01 ,  3J047CA04 ,  3J047CA06 ,  3J047CA10 ,  3J047CA11 ,  3J047CA12 ,  3J047CA15 ,  3J047CD01 ,  3J047CD12 ,  3J047FA02
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 液封防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-264043   出願人:山下ゴム株式会社
  • 特開昭61-153035
  • 液封防振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-263529   出願人:山下ゴム株式会社

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