特許
J-GLOBAL ID:200903053769921275
液封防振装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小松 清光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-263529
公開番号(公開出願番号):特開2002-070929
出願日: 2000年08月31日
公開日(公表日): 2002年03月08日
要約:
【要約】【目的】 従来の円形弾性膜を単に長円形等の非円形部材にした場合には、長辺部に沿って長い範囲を挟持されること、ストッパ突起が環状に連続することにより、主液室の液圧が変化してもこれに対応して曲がりにくくなるので、このような非円形の弾性膜を曲がり易くする。【構成】弾性膜27を長辺部57と短辺部58を有する長円形状とし、その本体部50の表側中央部に長辺部57と平行する曲げ溝51を設ける。弾性膜27の裏側には曲げ溝51を挟んで平行する一対のストッパ突起52、52を一体に突出形成し、各長さ方向両端を自由端とし、短辺部側にストッパ突起を設けない不連続構造にする。本体部50は小振幅の振動入力に対して曲げ溝51を起点に剪断的に折れ曲がって低動バネを実現し、大振幅振動入力に対してストッパ突起が仕切部材16側へ押し当てられ弾性変形することにより動バネ定数を非線形的に変化させて高減衰にする。
請求項(抜粋):
振動発生側又は振動受け側のいずれか一方側へ取付けられる第1取付部材と、他方側へ取付けられる第2取付部材と、これらの間に介在される弾性本体部材とを備え、弾性本体部材を壁の一部とする主液室と、この主液室と仕切部材で仕切られ、可撓膜部材で覆われる副液室と、これら両液室を連過する減衰オリフィス通路と、前記仕切部材に設けられて前記主液室の内圧変動により弾性変形する弾性膜とを備えた液封防振装置において、前記弾性膜を長辺部と短辺部を有する非円形部材として形成するとともに、弾性膜の中央部に長辺部と略平行する曲げ溝を形成したことを特徴とする液封防振装置。
IPC (3件):
F16F 13/26
, B60K 5/12
, F16F 13/10
FI (3件):
B60K 5/12 J
, F16F 13/00 630 F
, F16F 13/00 620 D
Fターム (10件):
3D035CA05
, 3D035CA06
, 3J047AA03
, 3J047CA12
, 3J047CB06
, 3J047CB07
, 3J047CB09
, 3J047CB10
, 3J047CD12
, 3J047FA02
引用特許:
審査官引用 (4件)
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流体封入式マウント装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-026898
出願人:東海ゴム工業株式会社
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特開昭61-211132
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特開平4-262138
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液体封入式防振装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-011213
出願人:鬼怒川ゴム工業株式会社
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