特許
J-GLOBAL ID:200903033550802520
液封防振装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小松 清光
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-264043
公開番号(公開出願番号):特開2002-070930
出願日: 2000年08月31日
公開日(公表日): 2002年03月08日
要約:
【要約】【目的】エンジンの吸気負圧を利用して主液室に臨む可動膜を弾性変形させる形式を採用したとき、可動膜がガソリンにより劣化すると破断して主液室内の液体がエンジンの吸気側へ流出するおそれがあるのでこれを阻止する。【構成】主液室20に臨む弾性本体部材を構成する筒状部7の一部を弾性変形自在の可動膜10とし、これを制御室13へ接続するとともに、所定量の弾性変形を可動膜ストッパ15により規制する。制御室13は切換バルブ14aを介して大気開放状態とエンジンの吸気側へ接続する負圧状態に切り換わる。可動膜10の可動膜ストッパ15側表面には、別体として形成された耐ガソリン性膜50を接着一体化する。
請求項(抜粋):
振動発生側又は振動受け側のいずれか一方側へ取付けられる第1取付部材と、他方側へ取付けられる第2取付部材と、これらの間に介在される弾性本体部材とを備え、弾性本体部材を壁の一部とする主液室と、この主液室と仕切り部材で仕切られ、可撓膜部材で覆われる副液室と、これら両液室を連過する減衰オリフィス通路とを備えた液封防振装置において、前記弾性本体部材の一部は略円筒形の剛体壁に支持された筒状部をなし、この筒状部の一部を弾性変形自在の可動膜とし、この可動膜の主液室と反対側に制御室を設け、その内部をエンジンの吸気側と接続することによる負圧状態と大気開放状態とに切り換え自在とし、かつこの制御室内に前記横膜が所定量弾性変形したとき当接する可動膜ストッパを設けるとともに、可動膜ストッパと可動膜との間に耐ガソリン性層を介在させたことを特徴とする液封防振装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B60K 5/12 J
, F16F 13/00 630 D
Fターム (9件):
3D035CA05
, 3D035CA06
, 3J047AA03
, 3J047CA02
, 3J047CB05
, 3J047CB10
, 3J047CD12
, 3J047DA02
, 3J047FA02
引用特許: