特許
J-GLOBAL ID:200903021819438695

偏波多重光送受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-119011
公開番号(公開出願番号):特開2009-272694
出願日: 2008年04月30日
公開日(公表日): 2009年11月19日
要約:
【課題】偏波多重光の直交する偏波成分間のパルスタイミングを簡略な構成により柔軟に変更できるようにして、システム状態の変化による偏波多重光の伝送特性劣化を抑圧可能にする。【解決手段】本偏波多重光送受信装置は、送信ユニット1の光源部11からの出力光を偏波分離部12で偏波分離した後に第1および第2の変調部13-1,13-2で変調し、該各変調光を偏波合成部14で合成して光伝送路3に送信する。そして、光伝送路3を伝搬した偏波多重光を受信ユニット5の受信部51で復調すると共に、該受信光の伝送特性情報INFを送信ユニット1に転送する。伝送特性情報INFを受けた送信ユニット1は、偏波多重光の伝送特性が許容範囲内となるように、各変調部13-1,13-2の駆動信号DR1,DR2の相対的な位相の遅延量を調整する遅延部15を制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
偏波状態が互いに直交する第1および第2の光信号を含んだ偏波多重光を生成して光伝送路に送信する送信ユニットと、 前記光伝送路を伝送された偏波多重光を受信する受信ユニットと、 を備えた偏波多重光送受信装置であって、 前記受信ユニットは、 前記光伝送路を伝送された偏波多重光を受信し、該受信光の復調処理を行う受信部と、 前記受信部における復調処理の過程で得られる偏波多重光の伝送特性情報をモニタする伝送特性情報モニタ部と、 前記伝送特性情報モニタ部でモニタされた伝送特性情報を前記送信ユニットに伝達する伝送特性情報転送部と、を有し、 前記送信ユニットは、 光源部と、 前記光源部の出力光を偏波状態が互いに直交する二つの光に分離する偏波分離部と、 前記偏波分離部で分離された一方の光を変調して前記第1の光信号を生成する第1の変調部と、 前記偏波分離部で分離された他方の光を変調して前記第2の光信号を生成する第2の変調部と、 前記第1および第2の変調部からそれぞれ出力される前記第1および第2の光信号を合成して、前記光伝送路に偏波多重光を送信する偏波合成部と、 前記第1および第2の変調部からそれぞれ出力される前記第1および第2の光信号間の相対的なパルスタイミングを可変に調整する調整部と、 前記伝送特性情報転送部から伝達される伝送特性情報に基づいて、前記偏波多重光の伝送特性が予め定めた許容範囲内となるように、前記調整部における調整量を制御する制御部と、 を有することを特徴とする偏波多重光送受信装置。
IPC (5件):
H04B 10/02 ,  H04B 10/18 ,  H04J 14/00 ,  H04J 14/04 ,  H04J 14/06
FI (2件):
H04B9/00 M ,  H04B9/00 F
Fターム (13件):
5K102AA01 ,  5K102AD15 ,  5K102AH26 ,  5K102AH27 ,  5K102KA12 ,  5K102MA02 ,  5K102MB12 ,  5K102MC06 ,  5K102MH03 ,  5K102MH14 ,  5K102MH32 ,  5K102PH22 ,  5K102PH50
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (6件)
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引用文献:
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