特許
J-GLOBAL ID:200903021859722493

車両のヨーイング運動量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-304997
公開番号(公開出願番号):特開平8-156816
出願日: 1994年12月08日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【目的】速い操舵切返し時における横加速度の収束性を高めて逆方向への旋回走行への移行を早めると共に,ゆっくりとした操舵時における回頭性,操縦性と定常旋回走行時や直進走行時の走行安定性とを両立可能とする。【構成】ヨーイング運動の目標値となる目標ヨーレートψ'*よりも位相の進んだ操舵角速度θ' を算出し、この操舵角速度θ' の増加に伴ってフィードバックゲインKFBを小さく設定し、速い操舵切返し時の各操舵初期における制御量の立上りを抑制して小さな値とすることで、それまでの横加速度を加速する車輪のコーナリングフォースを小さくして当該横加速度の収束性を高め、一方,ゆっくりとした操舵時或いは操舵していないにはフィードバックゲインKFBを大きく設定し、特に操舵初期における制御量を大きく速く立上げて、前記回頭性,操縦性と走行安定性とを両立可能とする。
請求項(抜粋):
車両に実際に発生しているヨーイング運動量を検出するヨーイング運動量検出手段と、運転者の操作量と運転者の操作とに起因して発生する物理量のうち、少なくともどちらか一方を検出する旋回物理量検出手段と、前記旋回物理量検出手段からの検出信号を入力し、これに基づいて車両で達成すべき目標ヨーイング運動量を演算する目標ヨーイング運動量演算手段と、前記目標ヨーイング運動量演算手段で演算された目標ヨーイング運動量に前記ヨーイング運動量検出手段で検出されたヨーイング運動量を一致させるように、所定のフィードバックゲインを用いてフィードバック制御を行うフィードバック制御手段とを備えた車両のヨーイング運動量制御装置において、運転者が操作する操舵速度を検出する操舵速度検出手段と、該操舵速度検出手段からの検出信号が大きくなるのに応じて前記フィードバック制御手段で用いられるフィードバックゲインを小さく補正するフィードバックゲイン補正手段とを備えたことを特徴とする車両のヨーイング運動量制御装置。
IPC (6件):
B62D 6/00 ,  B60K 17/348 ,  B62D101:00 ,  B62D111:00 ,  B62D117:00 ,  B62D137:00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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