特許
J-GLOBAL ID:200903021945172129

可変吸気装置におけるロータリーバルブのシール構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-273063
公開番号(公開出願番号):特開2003-083072
出願日: 2001年09月10日
公開日(公表日): 2003年03月19日
要約:
【要約】【課題】リング状となり得る一対の円弧状シール部と、両円弧状シール部間を結ぶ一対のバー状シール部とを有する合成樹脂製のシール部材がロータリーバルブの外周の装着溝に装着され、装着溝のうち両バー状シール部を嵌合させる直線状溝部には、バー状シール部を接触させるシール面と、ロータリーバルブの周方向に沿ってシール面とは反対側からバー状シール部に対向する背部側面とが形成される可変吸気装置において、吸気脈動での圧力波がシール部材に作用してもロータリーバルブの周方向でのシール部材のシール効果を維持する。【解決手段】バー状シール部42Aおよび背部側面45bの少なくとも一方に、他方側に突出する突条46がバー状シール部42Aの長手方向に沿って延びるようにして一体に設けられる。
請求項(抜粋):
一端を吸気室(12)に連通させた吸気通路(14)の途中を前記吸気室(12)に連通させる状態、ならびに吸気通路(14)の途中および吸気室(12)間を遮断する状態を切換えるロータリーバルブ(20)が、吸気通路構造体(11)の支持孔(21)に回動可能に挿入され、一対の環状溝部(44)ならびに両環状溝部(44)間を結ぶ一対の直線状溝部(45)を有してロータリーバルブ(20)の外周に設けられる装着溝(43)に、前記支持孔(21)の内面に外周面が接触することで周方向両端を重合させたリング状となるようにして前記両環状溝部(44)にそれぞれ嵌合される一対の円弧状シール部(41)と、それらの円弧状シール部(41)の外周面と面一となる外側面を有するとともに前記両円弧状シール部(41)の周方向2箇所を相互に結んで前記両直線状溝部(45)にそれぞれ嵌合される一対のバー状シール部(42A,42B,42C)とから成る合成樹脂製のシール部材(40A,40B,40C)が装着され、前記両環状溝部(44)内で前記両円弧状シール部(41)がリング状となるのに応じて前記バー状シール部(42A〜42C)を接触させるシール面(45a)と、ロータリーバルブ(20)の周方向に沿って前記シール面(45a)とは反対側からバー状シール部(42A〜42C)に対向する背部側面(45b)とが前記両直線状溝部(45)にそれぞれ形成される可変吸気装置において、前記両バー状シール部(42A〜42C)および前記背部側面(45b)の少なくとも一方には、他方側に突出する突条(46)がバー状シール部(42A〜42C)の長手方向に沿って延びるようにして一体に設けられることを特徴とする可変吸気装置におけるロータリーバルブのシール構造。
IPC (4件):
F02B 27/02 ,  F16J 15/32 311 ,  F16K 3/24 ,  F16K 25/00
FI (4件):
F02B 27/02 C ,  F16J 15/32 311 Z ,  F16K 3/24 Z ,  F16K 25/00
Fターム (14件):
3G031AB02 ,  3G031AC01 ,  3G031AD03 ,  3G031BA06 ,  3G031BB06 ,  3G031DA34 ,  3G031HA02 ,  3G031HA07 ,  3H053AA02 ,  3H053BA23 ,  3J006AD02 ,  3J006AE15 ,  3J006AE39 ,  3J006CA03
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • エンジンの吸気装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-287563   出願人:三菱自動車エンジニアリング株式会社, 三菱自動車工業株式会社
  • 防振ガスケット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-043966   出願人:東海ゴム工業株式会社
審査官引用 (2件)
  • エンジンの吸気装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-287563   出願人:三菱自動車エンジニアリング株式会社, 三菱自動車工業株式会社
  • 防振ガスケット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-043966   出願人:東海ゴム工業株式会社

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