特許
J-GLOBAL ID:200903021999864557

コンピュータ・システムにおいて一連の動作の1動作ごとの平均コストを制限するヒステリシスシステムおよび方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-556306
公開番号(公開出願番号):特表2002-519758
出願日: 1999年06月23日
公開日(公表日): 2002年07月02日
要約:
【要約】本発明は、リソースへのアクセスを要求するコンシューマーのために参照ハンドルを生成し検証するためのシステムと方法において具体化される。本発明のシステムは、ハンドル・アドミニストレータ(230)を有するリソースマネージャー(200)と、複数のコンシューマー(212-216)と、複数のリソース(218-222)を含む。ハンドル・アドミニストレータは、割り当てルーチン(310)と、解除ルーチン(314)と、デリファレンス・ルーチン(312)を含む。割り当てルーチン(310)は、新しいハンドルを発行し、解除ルーチン(314)は、もはや必要とされないハンドルを解除し(こうしてハンドルを無効にし)、デリファレンス・ルーチン(312)は、ハンドルをデリファレンスしてリソースへのポインターにするが、このときにハンドルが有効であることが検証される。また、使用するレコードや使用しないレコードを管理するための補助サブルーチン(402)、ハンドル・データベースを効率的に拡張するための拡張サブルーチン(404)、ハンドルをリサイクリングするためのハンドル・リサイクリング・サブルーチン(406)、ハンドル・データベースを効率的に縮小するための縮小サブルーチン(434)、ハンドル・データベースを確率的に縮小するためのヒステリシス・サブルーチン(436)、およびメモリ割り当て失敗の場合に機能性を改善するメモリ割り当て失敗サブルーチン(414)も含まれる。
請求項(抜粋):
複数のリソースを有するコンピュータシステムにおいてリソースを効率的に管理するための、一連の動作の1動作当たり平均コストを制限する方法において、 第1の条件(802)によって実行が必要となる第1のオペレーション(404)と第2の条件(920)によって実行が可能となる第2のオペレーション(434)を実行し、第1および第2のオペレーションは相互に逆であり、各オペレーションの実行はシステムパラメータ(550)に関して一定でないコストを有し、 第1のオペレーションが実行された時の計算デット(computational debt)の初期値を増やし(1118)、また第2のオペレーションが実行された時の計算デットの初期値を増やし(1228)、 ある動作が実行されたされた時の計算デットの値を減らし(818,918)、 計算デットが予め定めたデットのしきい値(920)を下回る場合のみ、第2 のオペレーションを実行する ことを特徴とする方法。
Fターム (4件):
5B098AA03 ,  5B098GA05 ,  5B098GD03 ,  5B098GD14
引用特許:
審査官引用 (5件)
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