特許
J-GLOBAL ID:200903022029356008
溶液製膜方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-076209
公開番号(公開出願番号):特開2006-297913
出願日: 2006年03月20日
公開日(公表日): 2006年11月02日
要約:
【課題】ボーイング現象の発生が抑制されているTACフィルムを得る。【解決手段】TACと添加剤と溶媒とからドープを調製する。ドープを流延バンド上に流延して流延膜を形成する。流延膜が自己支持性を有するものとなった後に湿潤フィルム120として流延バンドから剥ぎ取る。湿潤フィルム120をテンタ式乾燥機17内に搬送する。延伸部131で湿潤フィルム120を幅方向に延伸し、緩和部132で幅方向に緩和する。把持開始から0.1分間における延伸率X(%)と緩和部132における緩和速度Y(%/分)とが5X+Y<10の関係式を満たすように延伸と緩和とを行う。緩和した後にフィルム90としてテンタ式乾燥機17から送り出しロール状に巻き取る。【選択図】図2
請求項(抜粋):
ポリマーと溶媒とを含むドープを支持体に流延して流延膜を形成する流延膜形成工程と、前記流延膜を前記支持体からフィルムとして剥ぎ取る剥取工程と、前記フィルムの両端を把持して前記フィルムを搬送しながら乾燥する把持乾燥工程とを有する溶液製膜方法において、
前記把持乾燥工程は、前記フィルムを幅方向に延伸して幅を大きくする延伸工程と、前記フィルムの幅を縮小する緩和工程とを有し、
前記把持の開始時における前記フィルムの幅をLaとし、前記把持の開始から0.1分経過したときの前記フィルムの幅をLbとするときに、{(Lb-La)/La}×100で求める延伸率X(単位;%)と、前記緩和工程における単位時間あたりの緩和率Y(単位;%/分)とが、5X+Y<10の条件を満たすことを特徴とする溶液製膜方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (30件):
4F205AA01
, 4F205AC05
, 4F205AG01
, 4F205AH73
, 4F205AM32
, 4F205AR11
, 4F205GA07
, 4F205GB02
, 4F205GC02
, 4F205GC07
, 4F205GF24
, 4F205GN22
, 4F205GN29
, 4F205GW26
, 4F205GW41
, 4F210AA01
, 4F210AG01
, 4F210AH73
, 4F210AR08
, 4F210AR12
, 4F210QA02
, 4F210QC03
, 4F210QD01
, 4F210QG01
, 4F210QG18
, 4F210QL02
, 4F210QL16
, 4F210QL17
, 4F210QW12
, 4F210QW17
引用特許:
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