特許
J-GLOBAL ID:200903022040384218

車両用軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-262547
公開番号(公開出願番号):特開2002-070881
出願日: 2000年08月31日
公開日(公表日): 2002年03月08日
要約:
【要約】【課題】ナットを締め付けて中空軸部に等速ジョイントを軸方向のがたつきなく結合し、一方、ナットの締め付けによる複列転がり軸受に対する予圧への影響を低減すること。【解決手段】等速ジョイント3の外輪軸部36におけるねじ軸部36hに対して螺合したナット36iを、ハブホイール1の中空軸部12の車両アウタ側端面に当ててハブホイールに等速ジョイントの外輪31を結合し、中空軸部の車両アウタ側軸端部寄りに、ナットの螺合に伴い軸方向の弾性圧縮を許容する低剛性部として周溝状切り欠き12kを設け、ナットの締め付けトルクが作用した場合の低剛性部の弾性圧縮により、そのトルクによる複列転がり軸受に対する予圧への影響を低減する。
請求項(抜粋):
車輪が取り付けられるハブホイールの中空軸部の外周に複列転がり軸受が外嵌装着され、また、このハブホイールを駆動軸に対して傾動可能に連結する等速ジョイントを備えた車両用軸受装置であって、ハブホイールの中空軸部における車両インナ側軸端が複列転がり軸受の車両インナ側内輪の外端面にかしめつけられており、等速ジョイントの外輪が、傾動案内用のボール群の軌道となる椀型の筒部とこれの小径部分にハブホイールの中空軸部に挿入されてスプライン嵌合する軸部とを有する構成とされており、前記外輪軸部の車両アウタ側軸端にねじ軸部が設けられ、このねじ軸部に対してナットが螺合され、このナットがハブホイールの中空軸部の車両アウタ側端面に当てられることでハブホイールに等速ジョイントの外輪が結合されており、中空軸部の車両アウタ側軸端部寄りに、前記ナットの螺合に伴い軸方向の弾性圧縮を許容する低剛性部が設けられている、ことを特徴とする車両用軸受装置。
IPC (5件):
F16D 3/20 ,  B60B 35/14 ,  F16B 4/00 ,  F16C 19/18 ,  F16C 35/063
FI (5件):
F16D 3/20 Z ,  B60B 35/14 U ,  F16B 4/00 Q ,  F16C 19/18 ,  F16C 35/063
Fターム (10件):
3J017AA02 ,  3J017BA10 ,  3J017DB08 ,  3J101AA02 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101AA72 ,  3J101GA03
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る