特許
J-GLOBAL ID:200903022100584068

液体貯蔵タンクの漏洩検出システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人共生国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-334447
公開番号(公開出願番号):特開2005-098894
出願日: 2003年09月25日
公開日(公表日): 2005年04月14日
要約:
【課題】液体貯蔵タンクの漏洩を高い確度で検出するシステムを提供する。【解決手段】タンク内を減圧にするための減圧ポンプと、タンク内の圧力を測定する圧力計と、タンク内で、その下部の液相部に水中聴音器又はマイクロフォンと水位計を、その上部の気相部に圧力計を配置し、下端部に沈殿物除去具を設けたプローブと、水中聴音器、マイクロフォンの音情報及びその周波数の分析を行って漏洩判定用データにする音響解析装置と、システム全体の制御、および、前記データの記録、解析および判定を行なう制御装置とを備える液体貯蔵タンクの漏洩検出システムであって、減圧ポンプでタンクを所定の圧力1に減圧する減圧制御手段と、水位計の水位と音響解析装置のデータから漏洩の有無及び漏洩の大きさを判定する第1の判定手段及び解析手段と、タンク内の圧力変化から漏洩の有無を判定する第2の判定手段とを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
揮発成分を含む実質水不溶性液体を貯蔵するタンク内で、気相部を減圧にするための減圧ポンプと、 前記タンク内で、その下部の液相部に水中聴音器又はマイクロフォンと水位計を、また、その上部の気相部に前記タンク内の気相部の圧力を測定する圧力計を配置したプローブと、 前記水中聴音器又はマイクロフォンで収集される音情報を漏洩判定用音響データに変換すると共に、周波数を分析して漏洩個所大きさ評価データに変換する音響解析装置と、 システム全体の制御、および、前記プローブの水位計から送られる水位データ、圧力計から送られる圧力データ、前記音響解析装置から送られる漏洩判定用音響データ及び漏洩個所大きさ評価データの記録、解析および判定を行う制御装置と、 を備える液体貯蔵タンクの漏洩検出システムであって、 (1)前記減圧ポンプの吸引口を前記タンク内の上部の気相部に接続するとともに、前記タンクを気密状態に構成し、 (2)前記制御装置は、 前記圧力データに基き、前記タンク内が所定の第1の圧力に減圧されるまで前記減圧ポンプを稼動し、前記第1の圧力に到達したら前記減圧ポンプを停止する減圧制御手段と; 前記減圧ポンプの停止状態で、前記音響解析装置による前記漏洩判定用音響データ、及び記録、前記水位計の水位データを記録するとともに、前記漏洩判定用音響データ及び前記水位データの記録を、所定の漏洩判定基準と比較し、漏洩の有無を判定する第1の判定手段と; 前記第1の判定で漏洩が有ると判断された場合、前記漏洩個所大きさ評価データから漏洩個所の大きさを解析する解析手段と; 前記減圧ポンプの停止状態で、前記タンク内の液体の気化による気体に、漏洩が有る場合には漏洩により前記タンク内に浸入する空気または水が加わり、圧力が所定の第2の圧力に上昇すると、前記第1の圧力から前記第2の圧力までの昇圧に要した時間を記録するとともに、前記減圧ポンプを稼動して前記タンク内を所定の第1の圧力に減圧し、前記減圧ポンプを停止し、この前記第2の圧力に上昇すると前記第1の圧力まで減圧する動作を所要回数実施した段階で、前記圧力が上昇するに要した時間の記録を所定の漏洩判定基準と比較し、漏洩の有無を判定する第2の判定手段と; を備えていることを特徴とする、液体貯蔵タンクの漏洩検出システム。
IPC (1件):
G01M3/24
FI (2件):
G01M3/24 A ,  G01M3/24 C
Fターム (13件):
2G067AA05 ,  2G067BB03 ,  2G067BB26 ,  2G067BB37 ,  2G067CC03 ,  2G067CC04 ,  2G067DD02 ,  2G067DD07 ,  2G067DD13 ,  2G067DD15 ,  2G067DD23 ,  2G067EE01 ,  2G067EE08
引用特許:
出願人引用 (16件)
  • 特開昭64-84896号公報
  • 液体注入装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-253561   出願人:本田技研工業株式会社
  • 特開昭62-182091号公報
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