特許
J-GLOBAL ID:200903022147676394

リチウム電池用正極活物質の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 雨宮 正季
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-080683
公開番号(公開出願番号):特開平8-250121
出願日: 1995年03月13日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 環境汚染の観点から好ましくない硝酸塩を出発物質として用いず、かつ経済的に不利な酸素雰囲気での熱処理を行わずに、放電容量が大きいリチウム電池の製造方法を提供する。【構成】 組成式LiXNi1-YMYO2(X≦1.1、0≦Y≦0.5)で与えられる複酸化物のリチウム電池用正極活物質の製造方法において、銅Kα線を用いたX線回折分析において回折角をθとして2θ=43±1度に回折強度極大のピークを有しかつその極大の半分の強度における回折ピークの幅が2θで表して0.3度以上ある酸化ニッケルとリチウム化合物と元素M(Mは遷移金属、IIIB族、IVB族、VB族に属する元素)の化合物との混合物を熱処理することを特徴とする。【効果】 環境汚染の観点から好ましくない硝酸塩を出発物質として用いず、かつ経済的に不利な酸素雰囲気での熱処理を行わずに、放電容量が大きいリチウム電池を構成することができ、携帯用の種々の電子機器の電源を始め、様々な分野に利用できるという利点を有する。
請求項(抜粋):
組成式LiXNi1-YMYO2(X≦1.1、0≦Y≦0.5)で与えられる複酸化物のリチウム電池用正極活物質の製造方法において、銅Kα線を用いたX線回折分析において回折角をθとして2θ=43±1度に回折強度極大のピークを有しかつその極大の半分の強度における回折ピークの幅が2θで表して0.3度以上ある酸化ニッケルとリチウム化合物と元素M(Mは遷移金属、IIIB族、IVB族、VB族に属する元素)の化合物との混合物を熱処理することを特徴とするリチウム電池用正極活物質の製造方法。
IPC (2件):
H01M 4/58 ,  H01M 10/40
FI (2件):
H01M 4/58 ,  H01M 10/40 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る